最後のQFはリヨンが3-1で競り勝った。しかし試合内容を見ればマンCITYのほうがスペクタクルなサッカーをしていた。これでリヨンはユーべ、マンCITYと強豪を撃破してのSF進出である。監督のルデイ・ガルシアはリヨンの前はマルセイユの監督をしていて、酒井と一緒だったよね。
さて今朝の試合のポイントはスターリングである。1点をリードされた後半24分、マンCITYは左サイドからDFラインの裏を取り、スターリングがチャンスを迎えた。リヨンの右サイドはスターリングにいいようにぶち抜かれていた。スターリングはマイナスのグランダーのパスをデブライネに通してズドーン。見事なスターリングとデブライネのラインである。
さてオフサイドにも見えたけど、リヨンが後半34分にムサ・デンべレのゴールで勝ち越し。終了間際にマンCITYが最大のチャンスを迎えたが、流し込むだけでいいボールをスターリングがふかしてしまい、ボールは枠外へ。あれを決めていれば同点だったので、一生記憶に残るミスだったかも知れない。デンべレという名前の選手は多い。西アフリカに多い名前だそうだ。
ダビド・シルバが途中で出てきたが、これがシルバのマンCITYでのラストゲーム。ラッチオに移籍する模様だが、Jリーグに来て欲しかった。これでベスト4はライプチヒ対PSG, バイエルン対リヨンというなんとも地味な組み合わせになった。やはり決勝はPSG対バイエルンで、バイエルンの優勝だろうか。