サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

バロテッリ

2019-09-25 08:46:22 | 日記
今朝のブレシアとユーべのハイライトを見ていたら、バロテッリを発見。そういえばセリエAに戻ったことを思い出した。ブレシアではこの第5節が初出場である。これまではベンチにも入っていなかったので、理由は知らないがかなり出遅れていることになる。


ブレシアはこの試合を1-2で落として5試合で2勝3敗で暫定12位だから、このクラブのレベルではこんなものか。セリエAに戻ったのは2010/2011シーズン以来で、たまにAに戻るが普通はBにいるチームである。


そんなブレシアにバロテッリとは意外な組み合わせだが、今季からの3年契約で年俸は300万ユーロ。これまでの実績を考えればずいぶん安いような気もするが、トラブルメーカーのイメージが強い選手を獲得するクラブが少なかったためか。


バロテッリは今年29才。ブレシアの目標はセリエA残留だろうから、それを助ける起爆剤になれるかどうか。ブレシアのフォーメーションは4-3-1-2でバロテッリは2トップの一角。今朝の試合ではユーべが相手だからブレシアの前線にボールが渡らず、ボールをもらうために下がるシーンが多かった。


ここからブレシアの快進撃が始まるかどうかはバロテッリ次第だろう。バロテッリと言えばマンシテイ時代の2011年7月のLAギャラクシーとのPSMで、ヒールキックでわざとシュートしたふざけたプレーが最も強烈なイメージである。あとはTシャツにWhy always meと書いて自分だけがたたかれることへの抗議。


いい選手だと思うが、好不調の波が大きいし、メンタルをコントロールできない脆さなど弱い面のほうが目立つ。あと3-4年はバリバリで頑張って欲しい選手だ。

FIFA BEST FOOTBALL AWARDS 2019

2019-09-24 11:04:00 | 日記
今朝表彰式があったFIFA BEST FOOTBALL AWARDSの表彰式の中で面白い一幕があった。受賞者は毎年同じような顔ぶれだし、有名な選手、監督が一堂に集まる晴れ舞台は輝かしいものだ。その中でベストゴールを選ぶPUSKAS賞は変わった賞である。どんなゴールをベストとするかは、見ている人の主観に左右される。ドリブル突破からのゴールなのか、ミドルシュートなのか、バイスクルシュートなのか、対戦相手にもGKのレベルにも左右される。


今年のPUSKAS賞には3人のゴールが候補となった。一人目はメッシ。今年3月のラリーガでの対べテイス戦でのループゴール。二人目はコロンビア代表のキンテーロ。リーベルでプレーしていてアルゼンチン国内リーグでのミドルシュートからのゴール。三人目はハンガリーリーグでプレーするダニエル・ゾーリという18才の坊のバイスクルシュート。


どのゴールをベストとするかはもろに主観である。スペクタクルなプレーが好きならばバイスクルシュートだろうし、有名な選手のゴールを選ぶ人もいるだろう。今回の受賞者はなんとハンガリーの無名18才選手のダニエル・ゾーリだった。


この選手がトロフィーをもらいスピーチを始めた。観客は有名な選手、監督、サッカー関係者ばかりだが場がしらけたことが分かった。「なぜ、メッシではなくてこんな無名なハンガリー人の坊なんだ?」という素朴な疑問である。またゾーリのスピーチは英語ではなく多分ハンガリー語だった。


PUSKAS賞は一番最初だったからまだよかった。多分そのように設定していたのだろうがこれが最後のほうだったらかなり白けただろう。そういえば以前横山久美もPUSKAS賞の候補になったことがあったな。

岡崎

2019-09-23 10:26:43 | 日記
岡崎のウエスカはアウエーでエストレマドウーラ戦。岡崎は4-3-3のCFで先発フル出場。試合はウエスカが前半22分に先制して、そのまま0-1で勝ち切った。こう書くと岡崎が勝利に貢献しているように見えるが、実際は岡崎は何もできなかった。


ウエスカは5位と悪くはない順位だが、4勝3敗の勝ち点12で可もなく不可もなしである。この試合でも相手にボールを持たれて守備の時間が長い。それならカウンターを狙うのかと思いきや、けっこう丁寧にボールをつないでいく。しかしフィニッシュにいくまでつなげない。


それならばサイドの裏を獲ったり、前線にボールを収められるポスト役がいればいいのだがそういう選手もいない。その結果、ウイングの選手が個人技でカットインシュートを狙うだけになり、岡崎にはほとんどボールが入らないし、そもそも岡崎にはボールが渡らない。


これは単なる連携の問題なのか、岡崎のポジショニングが悪いのか。もっとCFの岡崎とトップ下の選手がワンツーを使うとかすれば、真ん中も開いてくると思うのだが、そういう芸当ができる選手もいない。

相手のCBの間に張り続けるのが監督の指示なのか、岡崎もあまり下りてこない。パスも来ないし、自分も下りないのでボールには触れない。ほとんどボールタッチがないので、一番最初に交代するのは岡崎かと思ったがフル出場だったので、監督は岡崎の動きに満足しているのだろう。それに試合には勝った。


岡崎がGK、CBにプレスをかけ続けるスタイルはいつもどうりだが、岡崎にはフラストレーションがたまる試合だっただろう。

スペイン2部 サラゴサ対ルーゴ 0-0

2019-09-22 09:15:14 | 日記
退屈な試合だった。ルーゴはかなり守備的な戦術でがっちりと固めていた。トップ下で先発フル出場した香川もほとんどスペースがなかった。サラゴサのレベルではこういう引いた相手を崩すことができずに、0-0ドローのみ。好調サラゴサにとっては勝ち点3が欲しい試合だった。


試合のコメンテーターはよくしゃべる。試合が退屈な展開なためか、両クラブの歴史、どんな選手がいたかなどを細かく説明してくれる。サラゴサは1部にいたときに有名な選手がいて、その中にはピケ、カフー、ヴィジャ、チラベルトなどもいた。あのパラグアイのGKのチラベルトである。


サラゴサにいたころのチラベルトはもちろんやせていた。現在のチラベルトはお相撲さんのように太ってしまい、ここまで大きく体形が変化してしまった選手はマラドーナ並みである。


コメンテーター氏はサラゴサのルイス・スアレスのことを同じ名前だがバルサのルイス・スアレスとは違う選手だと試合中に3回も言っていた。そんなこと言われなくても誰でも知っている。

風間監督解任

2019-09-21 08:15:17 | 日記
名古屋の風間監督がやっと解任されることになった。1か月くらい遅いような気もするし、そもそも昨季終了時点で監督交代があってしかるべきだった。後任はフィッカデンティだが守備が崩壊していた風間サッカーから守備しかしないフィッカデンティへ方針転換は機能するのだろうか。まあ、これはやってみないと分からないだろう。


さて名古屋って毎度フロントがグダグダする。選手の補強、放出のポイントがよく理解できないし、金をかけている割には機能しない典型というかそれが名古屋の定番となっている。


太田を獲得したもののほとんど起用していない。何のために獲得したんだろう。名古屋の有望株だった相馬を鹿島へレンタル放出。大学生のころから大事に育てていたはず。実にもったいない。鹿島が有望な若手を集めて育てているのに、名古屋はそれができない。


風間サッカーはフォーメーションはどうあれ、両サイドバック、ボランチ2枚も攻撃時には上がりっぱなし。前線でボールをロストすると後ろには広大なスペースと2枚のCBだけ。これでは失点するよね。ボールを奪われた瞬間に、相手のボールの出どころを止めないからだ。選手には指示しているが、選手がそれをできないのか、あるいはそもそも監督の指示がないのか。不思議で仕方がない。


解任後の風間さんにインタビューしてみたい。攻撃の理屈はともかくとして攻撃から守備への転換をどのような戦術を考えていたのか。毎年シーズン途中で守備が崩壊してくるのに、それに対する修正をどうしてしないのか、などなど。