サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EL 第1節 フランクフルト対アーセナル 0-3

2019-09-20 07:59:53 | 日記
フランクフルトは3-5-2で長谷部はアンカー、鎌田はトップ下というかシャドーで先発。アーセナルは直近のリーグ戦から7人をローテーション。試合は前半からフランクフルトがチャンスを多く作ったが、決定力がなく得点できない。一方アーセナルはオーバーメヤンを中心にクオリティの高い攻撃を見せる。


フランクフルトは弱くないけど強くない。アーセナルと比較すると前線の選手というか攻撃の質が低い。これではどんなにチャンスを作っても決める選手がいないので、得点できない。


鎌田はボールをうまくさばいているが、自分でドリブルで仕掛けるとかミドルシュートを打つとか積極性が足りない。あまり存在感がなくもっとシュートが欲しい。


ブンデスリーガで見るとフランクフルトは中位くらいをうろうろするようなレベルだろう。昨季の主力が抜けて攻撃力が半減したようだ。選手層も厚くないだろうし、ELではグループリーグ敗退とみた。

スペイン2部 デポルティーボ対ヌマンシア

2019-09-19 10:31:46 | 日記
ミッドウイークの試合で柴崎はボランチの左で先発。前節はトップ下だったが、本来のポジションに戻った。前半は完全にヌマンシアがボールを支配して、25分まではデポルティーボはほとんどボールを持てなかった。前半にCKからのこぼれ玉を押し込んでヌマンシアが先制。試合の展開からみてヌマンシアの圧勝かと思われた。


後半になりデポルティーボが反撃して、ヌマンシアのGKの凡ミスもあり逆転して3-1とリード。しかし88分とATに連続して失点して3-3のドローという情けない試合になってしまった。


柴崎はボールをよく刈り取り、守備に貢献していたと思うが攻撃には貢献できていなかった。理由はトップの一人と右サイドハーフの二人の玉離れが悪いからだ。もっとボールを小刻みに回してサイドチェンジで相手を揺さぶればスペースができるのに、玉離れの悪い選手が前線に二人もいると、ドリブルで突っかけてボールをロスト、カウンターをくらうという悪循環になる。


ドリブルで相手のDFブロックを突破できればいいのだろうが、そこまでスーパーなドリブルでもないので実に中途半端である。とにかくデポルティーボの攻撃は1列目でボールが収まらない。その結果波状攻撃もできない。


DFはさらに脆い。6試合で得点9、失点13という数字でよく分かる。この試合の柴崎は前半にカードをもらっていたために後半59分に最初の交代となった。毎試合60-70分で交代させられているので、監督の期待には応えられていないということだろう。


6節終わって勝ち点5の18位だからここから巻き返さないと監督交代も視野に入ってくるでしょう。柴崎ピンチ。

ACL 鹿島QF敗退

2019-09-18 22:21:24 | 日記
広州恒大とのセカンドレッグを1-1で引き分け、ファーストレッグが0-0だったため、アウエーゴール差で鹿島はQFで敗退となった。まず2試合合計での敗因は、ファーストレッグでアウエーゴールを取れなかったこと、そして今日の試合で先に失点してしまったことだろう。

広州がリードすれば引いてカウンター狙いになってきて、鹿島はボールは持てるが攻めにくくなる。前半に失点して後半6分にレオシルバの同点ゴールが生まれたが、セルジーニョのシュートがバーをたたいた時にこの試合は勝てないなと予想できた。運がないのだ。


その後は鹿島はよく攻めたがミドルシュートが早い時間帯から欲しかった。まあたらればを言っても仕方がないが、先週金曜日にリーグ戦があって中4日での過密日程もあった。浦和は中3日だったけど。


さてこれでSFは浦和対広州恒大となったが、カギは浦和がアウエーゴールを取れるかどうかだろう。10月2日(水)に浦和のホーム、10月23日(水)にアウエーである。浦和は9月28日(土)に鳥栖戦、10月18日(金)に大分戦がある。浦和を最大限サポートするためにJリーグは日程を変更するよね。


ACLは本当にタフな大会である。1次リーグで6試合、ラウンド16、QF,SF、決勝と優勝するまでに最大14試合もある。しかも相手は中国の金満クラブや強敵全北現代など強豪ばかり。主力と控えの差がないチームでなければとても勝ち抜けない。

CL第1節 ドルトムント対バルサ 0-0

2019-09-18 10:58:26 | 日記
メッシは後半途中から出てきたものの調子が上がらないバルサ。ロイスを中心に押しまくるドルトムントの試合はドルトムントが山のようにチャンスを作ったが決めきれずに0-0ドローで終わった。


たらればだが、ドルトムントのメンバーには香川がいるはずで先発していたかも知れない。それがスペイン2部でプレーしているわけだ。ゲッツエとのポジション争いに勝てれいればドルトムントから追い出されることもなかったかも知れない。しかしこの試合のドルトムントの推進力、スピードを見ると現在の香川では先発には入れないだろうし、ゲッツエだってベンチが精一杯。この二人がビッグクラブで輝くことはもうないだろう。


さて決めきれなかったドルトムントとは対照的にバルサはアウエーで勝ち点1を獲れたとはいえ、ふがいない試合だった。前半はイーブンだったが、後半にはドルトムントに押しまくられてスアレスなんて存在感ゼロ。メッシはこの試合が今季の公式戦初出場だから、トップフォームにはほど遠い。


前半終わりにジョルデイ・アルバが負傷交代してしまったのも痛かった。アルバがいた時間帯は左サイドから有効な攻撃ができていたし、グリーズマンとうまく絡めていた。アルバがいなくなった後半からはグリーズマンもボールに絡めなくなり、バルサの攻撃ではアルバの重要性がよく分かった。


さて同じ時間帯にザルツブルク対ヘンクもあった。南野と伊東も先発で日本人対決だったが、ザルツブルクが6-2で圧勝。南野はゴールはなかったが2アシストで勝利に貢献。伊東は前半から精彩がなく最初の交代は南野だろうなと予想できたし、後半頭から交代されてしまった。


ヘンクはリーグ戦でも3勝1分3敗と不調で、守備の崩壊が目に余る。この試合でも失点を重なるうちに選手のモチベーションが下がっていくのが表情から見て取れた。この状態を立て直すにはかなりの時間がかかりそうだ。

ACL 浦和が準決勝進出

2019-09-17 22:25:28 | 日記
ファーストレッグをアウエーで2-2とドロー。そしてホームでのセカンドレッグを1-1でしのいでアウエーゴール差で浦和が上海上港に勝ち切り、SF進出を決めた。上海はフッキが出場停止でいなかったので攻撃に迫力がなかった。


リーグ戦では下位に低迷している浦和だが、不思議と上海上港には強い。この試合はシュートでは浦和の16対5、CKでも9対5と圧倒していたが、決定機は前半の興梠のゴール以外は、後半に橋岡のシュートがバーに当たったくらい。他は枠外かGKにセーブされるかばかり。


浦和の攻撃は興梠頼みが強く、サイドからのクロスも精度が低い。リーグ戦では第26節までで得点25、失点37と毎試合2点近く失点している。それがACLでは2017年にも優勝しているし、気合が入るのかもうリーグ戦はあきらめてACLに絞ったのか。


明日は鹿島のセカンドレッグがある。鹿島が勝ち上がれば浦和対鹿島のSFになる。浦和の失点の多さを考えれば鹿島が有利とみた。