サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

FIFA BEST FOOTBALL AWARDS 2019

2019-09-24 11:04:00 | 日記
今朝表彰式があったFIFA BEST FOOTBALL AWARDSの表彰式の中で面白い一幕があった。受賞者は毎年同じような顔ぶれだし、有名な選手、監督が一堂に集まる晴れ舞台は輝かしいものだ。その中でベストゴールを選ぶPUSKAS賞は変わった賞である。どんなゴールをベストとするかは、見ている人の主観に左右される。ドリブル突破からのゴールなのか、ミドルシュートなのか、バイスクルシュートなのか、対戦相手にもGKのレベルにも左右される。


今年のPUSKAS賞には3人のゴールが候補となった。一人目はメッシ。今年3月のラリーガでの対べテイス戦でのループゴール。二人目はコロンビア代表のキンテーロ。リーベルでプレーしていてアルゼンチン国内リーグでのミドルシュートからのゴール。三人目はハンガリーリーグでプレーするダニエル・ゾーリという18才の坊のバイスクルシュート。


どのゴールをベストとするかはもろに主観である。スペクタクルなプレーが好きならばバイスクルシュートだろうし、有名な選手のゴールを選ぶ人もいるだろう。今回の受賞者はなんとハンガリーの無名18才選手のダニエル・ゾーリだった。


この選手がトロフィーをもらいスピーチを始めた。観客は有名な選手、監督、サッカー関係者ばかりだが場がしらけたことが分かった。「なぜ、メッシではなくてこんな無名なハンガリー人の坊なんだ?」という素朴な疑問である。またゾーリのスピーチは英語ではなく多分ハンガリー語だった。


PUSKAS賞は一番最初だったからまだよかった。多分そのように設定していたのだろうがこれが最後のほうだったらかなり白けただろう。そういえば以前横山久美もPUSKAS賞の候補になったことがあったな。