サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ガンバ大阪の補強

2019-07-26 11:00:18 | 日記
この夏の選手の出入りが目立ったのは何んと言ってもガンバ大阪だろう。エースというべきファン・ウイジョと直近の6節を先発していた中村敬斗が抜けてしまった。それ以外にも今野、藤本などベテランも放出。シーズン途中の大量放出である。


代わりに補強した選手は宇佐美とパトリックである。宇佐美は最初の名古屋戦で1ゴールをあげてそこそこ計算できるだろう。パトリックは広島では今季は出番が少なく、先発はたったの4試合。出場時間が少ないにもかかわらず3ゴールしている。昨季のような大活躍は無理かも知れないが、年間10ゴールくらいはできるかも知れない。


さて宇佐美とパトリックのコンビをまた見られるとは思わなかった。パトリックは2014から3シーズン半在籍したが、2016年後半の大怪我で1年近く棒に振った。そこから広島で2018年に20ゴールするまでに復活したのはすごい。


さて筆者はガンバが3冠を達成した2014年の天皇杯の決勝を日産スタジアムに見に行った。12月中旬の寒い日だった。宇佐美が2ゴール、パトリックが1ゴールと二人が大活躍。山形に3-1で勝った。試合直後のファンへの挨拶で遠藤が「3冠取ったよー」と叫んだがその後の言葉が続かずに「以上です」とあいさつを終わりにして爆笑してしまった。


表彰式でトロフィーを掲げた後に金色の紙というかテープが舞い飛ぶが、あの金色のテープが観客席まで飛んできたのでそれを拾った。今でも大切に保管してます。

神戸の外国人枠

2019-07-25 09:19:46 | 日記
神戸がレバノン人のオマリを鳥栖から獲得。外国人選手がすでに7人もいるのこれ以上増やすのかと疑問だったが、さらにバルサで出番のなかったフェルマーレンを獲得した。こで外国人枠に計算される選手は9人となった。


GKのキム・スンギュは放出されるようだし、使い物にならないポドルスキーも契約終了前に解約解除になる可能性もある。この二人を出してもまだ7人もいる。GKは前川はチョンボが多くて使えないのでやはりマリノスから飯倉を取るのか。CBはダンクレー(またはオマリとフェルマーレンを組ませる。ダンクレーも不安定だけどね。


CBは酒井高徳を取って大チョンボの多い初瀬をはずす。酒井の左SBも怖いけれど初瀬よりはましかも知れない。それでもイニエスタ、ヴィジャ、ダンクレー、フェルマーレン、オマリ(ダンクレーとローテーションをするのか)で5人。どう考えてもサンペールの出番がない。


神戸っていつも中途半端な選手を取ってくる。やはり鹿島のように若手を育てて足りない部分を外国人で補うという方針でなければ、同じことの繰り返しだと思うのだが。


名古屋は選手がだぶついているから神戸は前田を取ればいい。郷家よりよほどましだろう。

アンドリュー・ナバウト

2019-07-24 18:41:04 | 日記
浦和レッズのアンドリュー・ナバウトがメルボルン・ヴィクトリーに移籍するらしい。2018年から浦和に加入して今季が2シーズン目。2018年は9試合に出場してわずか2ゴール。ロシアWCにも2019年1月のアジアカップにも出場しているが怪我に苦しんだ。


今季はここまでわずかに1ゴール。先発も4試合のみで直近の3試合は出場なし。助っ人外国人としては実に物足りない。ロビー・クルーズ同様にメルボルン・ヴィクトリーに加入するわけだが、怪我上がりの選手ばかり集めてメルボルン・ヴィクトリーは大丈夫なんだろうか。


浦和のFWはファブリシオ、杉本、そしてナバウトと役に立たない選手が多い。オナイウ出したのはもったいなかった。ナバウトの代わりにポルテイモネンセから誰かとるのだろうか。

ロビー・クルーズ

2019-07-23 16:30:45 | 日記
オーストラリア代表、ブンデス2部のボーフムにいたロビー・クルーズがフリーエージェントとして本田のいたメルボルン・ヴィクトリーに2年契約で加入。メルボルン・ヴィクトリーは本田の他にも主力だった選手が4,5人退団していて、トップチームには現在のところ15選手しかいない。監督も交代して選手をかき集めているところだ。


さてクルーズは現在30才で2011年からフォルトゥナ・デュッセルド、レバークーゼン、VfBシュトゥットガルで合計5シーズン在籍。その後2017年に中国、同じ年にボーフムに移籍して2シーズンプレーした。


移籍を繰り返したのは、故障が多くその影響もあってポジション争いに負けていたからである。ブンデス1部の6シーズンで72試合に出場してゴールはたったの6である。左ウイングでの起用が多いので攻撃の選手としては、実に物足りない。これも故障の多さが起因している。


いいプレーをするのだが怪我を繰り返してそのうちにいなくなっていた。クルーズはそういうイメージの選手である。30才でAリーグに戻るのは彼の実力からすればもったいない気もするが、一旦故障がちの選手というイメージがついてしまうと再就職先を見つけるのも容易ではないのだろう。


メルボルン・ヴィクトリーでの年俸がいくらなのかは発表されていないので分からないが、本田のような招待選手であるマルキープレーヤーではなさそうである。

日本は選挙が多すぎる

2019-07-22 09:49:38 | 日記
昨日は日本で参議院選挙があったわけだが、日本は本当に選挙が多い。国政選挙では衆議院と参議院が2回で合計3回。都道府県では知事、議会で合計2回。市区町村では首長と議会で合計2回。トータルでなんと7回になる。いくらなんでも多すぎる。経費も莫大である。


オーストラリアの場合はもっとシンプルだ。連邦議会は任期が3年で下院は小選挙区制、下院と同時に上院も選挙となるので、選挙そのものは1回。州単位では任期3年で1院制で議院内閣制だから選挙は1回だけ。地方自治体は任期4年で議員を市長といっしょに選ぶので1回のみ。つまり国政と地方選挙を合わせても3回しかない。


しかも投票は義務なので投票率は必ず90%以上である。また投票に行かないと罰金20ドル(1500円くらい)取られる。しかし筆者の周囲に投票しなくて罰金をもらった人を見たことがないので、みんな行くのでしょう。


オーストラリアの小選挙区制度は世界で最も完璧に近い制度と言われている。立候補者が5人いるとする。投票する場合、優先順位を候補者1から候補者5までつける。単純に過半数を制した候補者は当選となる。誰も過半数を制した候補者がいないと、優先順位に従って票を割り振っていく。この計算は複雑な方法を用いる。


つまり得票数が1位でも2位の人に負けることがよくある。自由党の候補が4万票とり、労働党の候補が3万票としよう。3位が左寄りの緑の党で2万票だとすると最終的には2位の労働党の候補が当選できる。緑の党の支持者は政策が近い労働党を優先順位2位にするからだ。この制度ではいわゆる死票は生まれないし、野党統一候補なんてものも出てこない。


選挙制度はともかくとして、日本も義務投票制度にすべきだ。直近の選挙で投票しないと運転免許を書き換えられないとか、銀行口座を開けないとか縛りをつければ簡単に実行できると思うのだが。