サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

J1第19節 セレッソ大阪対名古屋グランパス

2019-07-14 14:09:05 | 日記
夕べのセレッソ対名古屋を見たが、名古屋の弱さがよく出た試合だった。3-0でセレッソが完勝。名古屋は早い時間帯に失点するともうそれでおしまいである。どの試合を見ても失点の仕方が同じ。名古屋の左サイドをSBが簡単に振り切られて、クロスを上げられる。右サイドは相手がフリーになっていることが多く、そのままズドーンで失点。


どうしてこんな簡単に失点してしまうかといえば、DFラインが戻り切れておらず、相手のパスが通ったサイドががら空きになってしまうからだ。つまりDFラインが高すぎるのである。守備をしない名古屋の真骨頂である。


攻撃も全く機能していない。昨日の試合はシャビエルが不在だったために工夫のなさが余計に目立った。第1節から3連勝していたチームとは思えない。補強を急いでいるようだが左SBとCBが必要だろう。


左SBは鳥栖から移籍してきた吉田がレギュラーだが、守備に難がありすぎる。FC東京から太田を獲得したが、吉田よりましかどうか。最近故障が多い丸山のバックアップが欲しいところだが、CBを補強するという話は出ていない。セレッソから柿谷を獲得しそうだが名古屋の前線は1トップのジョーを除けば、シャビエル、マテウス、前田、長谷川、相馬、和泉、長谷川、赤崎と数はだぶついている。


それに不調になると戦術を修正するのではなく、補強に頼るのが名古屋の恒例でその結果多少よくなっても長続きしない。毎年好不調の波の振幅が大きく、一瞬強そうに見えても最終的には下位に低迷するのだからそろそろ監督の交代に踏み切ったほうがいい。


昨日の敗戦でリーグ戦は5月12日の第12節の浦和戦に勝って以来、6試合で勝ち星なしの2分け4敗と大不振に陥っている。これだけ勝てないのだから監督解任には十分でしょう。