サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

網膜剥離

2019-07-13 20:07:32 | 日記
網膜剝離なんて目の病気はボクサーに起こるような特殊な病気だと思っていたが、我が身に起こるとは思わなかった。昨日、金曜日の午後から左目の脇から何かが光るのが目に付いた。腕時計が日光に反射しているのかと思ったが、これまでそんなことは起こらなかったので不思議な現象が起こるもんだわいと思った。


そのうちに雷さんが光るような光り方になり、頻度も多くなってきた。ネットで調べると光視症という病気で網膜剥離の初期症状であることが分かった。来週になってから専門医に行くかなあぐらいに考えていたが、今朝になりこんどは小さい輪のようなものも見え始めた。調べるとこれは飛蚊症というやはり網膜剝離の症状のひとつだった。


オーストラリアの場合は専門医に直接行けない。まず日本でいうところの家庭医に行き、そこで紹介状を書いてもらう。その主治医がこれは緊急だと騒ぎだして土曜日でも開いている眼科医を紹介してくれて、予約でいっぱいだったが、無理矢理にアポイントメントをとってくれた。


筆者の主治医は中国人でもう20年来の付き合いである。紹介してくれた眼科医は当然中国人で、そのクリニックはかなり異様な雰囲気だった。医者が中国人だから3人いる女性スタッフも中国人。患者も全員中国人。土曜日だからかなり混んでいたが、多分中国人でない患者は筆者だけだったろう。


医者もスタッフは英語も話せるが、患者たちは広東語か北京語を話していた。筆者の住め地域はシドニーの中でも最もアジア人が多く住んでいるからこういうことになる。ただその分白人からの差別もない。白人なんて商店街を歩いているのを見かけると、白人もこの町に来るのかあと感嘆してしまうくらいだ。


さて検査を何度も繰り返して網膜剝離の初期症状だからすぐにレーザー治療をしようということになった。待ち時間、検査、治療で全部でなんと5時間もかかった。これで完全に治ればいいのだが、なんとも不安である。


網膜剝離はボクサーだけの病気ではないのであった。