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サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

C組 韓国対中国 2-0、D組 イラン対イラク 0-0

2019-01-17 12:46:31 | 日記
韓国はソンフンミンを早速先発で起用。前半14分にソンフンミンがPA内で粘りPKをもらい、それをファン・ウイジョが決めて韓国先制。後半51分にはソンフンミンが蹴ったCKから追加点で2-0.リードを保って韓国が完勝した。ソンフンミンはさほどスーパーなプレーはなかったが、存在感でチームを牽引したという表現になるのか。


中国はほとんどチャンスも作れずに完敗。FKだったり個々の選手のスキルはあるのだが、コンビネーションの練度が低く、プレーのスピードが韓国には劣る。スーパーリーグに有名選手を集めて代表監督にリッピを招聘しても、代表チームがすぐに強くなるわけでもない。中国は前回大会はQFで負けたが、次のラウンド16の相手はタイなのでタイには勝てるでしょう。その後のQFはたぶんイランとあたるのでそこでおしまい。


イラン対イラクはインテンシティとモチベーションの高い試合だったが、両方ともリスクを回避した戦い方だったので気合は入っていたがゴールは入らなかった。それでもイランはアズムン、イラクはアリの両エースを先発させ決して消化試合ではなかった。アズムンの右目にクマができていたのが気になる。


イラクはイランのサイド攻撃を封じてアズムンにいいボールが入らないようにしていた。日本がイランと対戦するときには参考になるだろう。


C組のキルギス対フィリピン、D組のベトナム対イエメンは結果を先に知ってしまったので見ませんでした。

B組 オーストラリア対シリア 3-2、ヨルダン対パレスチナ 0-0

2019-01-16 10:15:39 | 日記
シリア相手なら余裕に勝てるはずのオーストラリアは第2戦と比べて2,3人代えただけで、ほぼベストメンバーで臨んだ。シリアはこの試合に勝たなければ決勝Tには進めないので前半からかなり飛ばしてきた。前半は思わぬシリアの攻勢でオーストラリアが苦戦したが、それでも41分には黒人選手のマビルのスーパーなミドルシュートが決まりオーストラリアが先制。


しかし43分には左サイドからのクロスにオーストラリアのCBがボールウオッチャーになってしまい、シリアのFWのヘッドで1-1の同点になった。さほど難しいクロスには見えなかったのでオーストラリアはサイドからのクロスに弱点があると見た。


後半になると54分にシリアのCBの凡ミスでオーストラリアが勝ち越し。このまま2-1でオーストラリアが逃げ切らなければいけないはずだが、80分にシリアにPKを献上して2-2になった。


このPKはどうみてもPKを取られるようなプレーではなかったが伏線があった。その5分くらい前にミリガンがPA内でトラップミスで明らかなハンドをしたが、メキシコ人の主審はそれを取らなかった。シリアの選手の猛抗議もあったが当然だめなものはだめ。


しかしその後にどこがファールなのか分からないプレーでこの主審は辻褄を合わせるようにシリアにPKを与えた。それもプレーからすぐに笛をふくわけではなく5秒くらい間があった。どうみてもPKにしようかどうか躊躇したように見えた。


その後シリアは前掛かりになりすぎて93分に失点してオーストラリアが3-2で勝ち切った。シリア相手に大苦戦のオーストラリアは決して絶好調というわけでもなく、仮に日本がベスト16で対戦してもさほど怖くないと思う。しかしオーストラリアは決勝Tまで中5日もあるので中3日の日本よりも有利だろう。


裏試合のヨルダン対パレスチナは0-0だったが、シリアが負けたためにパレスチナは2分1敗で勝ち点2で3位。得点0でも3位になれた。A組のバーレーンが勝ち点4でほぼ決勝Tに進めるので3位抜けの枠はあと3つ。C,D,E,Fの3,4位は全部勝ち点0どうしの対決となる。この4試合のうち2試合が引き分けだったら勝ち点1どまりだから、なんとパレスチナはベスト16に進めるのである。

板倉のフローニンゲン移籍

2019-01-15 17:48:32 | 日記
仙台にいた板倉が1月14日付けでマンCITYに完全移籍し、15日にはマンCITYからフローニンゲンへレンタルで放出された。マンCITYがパスを持つフロンターレに移籍金として99万ポンド(約1億3千万円)を払う。イギリスのビザが取れないので2020年6月30日までフローニンゲンにレンタルするという内容である。


板倉レベルのDFの日本人選手をどのような意図でマンCITYが獲得するのか理解できない。そもそもビザが取れない日本人の若手を安いとはいえ1億円以上もかけて獲得して、多分安いレンタル料金(あるいはタダか)でフローニンゲンに出す。それも半年ではなく1年半もレンタルするという気前の良さである。


板倉は東京五輪にはほぼ招集されるだろうから、そこで活躍することを見越して青田買いしたということか。今は無名だがオランダや東京五輪で大化けすることを期待するのか。ずいぶんと大雑把な買い物である。


これが板倉が直接にフローニンゲンにオプション付きのレンタル移籍ということならば理解できる。堂安も最初はガンバからのレンタルだった。しかしビザが取れる目途がつくまでの保管先が欲しいとマンCITYとタダで選手を補強したいフローニンゲンの思惑が一致。


フローニンゲンのコメントを読むと板倉にはCBではなくボランチとして期待しているようだ。果たして板倉が通用するのかどうか注目である。でも1年半のレンタル期間が終わってもマンCITYに戻ることはほぼないでしょう。ちなみに移籍金の99万ポンドの情報の出どころはTransfer Marktです。

A組 UAE対タイ 1-1、 インド対バーレーン 0-1

2019-01-15 11:50:19 | 日記
夕べの試合から第3節になり2試合同時進行になる。ライブ放送は片方を先にみて結果を知らずにもう一方をみるというのがベストだが、普通は裏試合の結果をコメンテーターが紹介する。2試合をライブ感覚で見たい視聴者など一切考慮されない。夕べの試合もUAE対タイを見ていると裏試合の結果も逐一報告してくれる。


さて混戦となったA組はタイが根性でUAEと引き分けた。インド対バーレーンは後半ATにインドがPKを献上してバーレーンが1-0で勝った。インドが引き分けだったらインドの2位抜けだったが、一挙に4位まで落ちた。タイはそのおかげで3位が2位に上がった。わずか1点だが状況を大きく変化させた。おまけにインドの監督は辞意を表明して、あのPKは監督人事まで決めてしまった。


UAEはグループ1位にはなったものの1勝2分の勝ち点5である。夕べの試合も先制点をあげるまではアグレッシブな強度を見せていたが、それも長く続かず前半終了間際には集中力を欠いたDFで失点。後半はこのままのスコアでお互いによかったのか試合は膠着して1-1で終了。


A組1位のUAEはベスト16で3位抜けと対戦するが、完成度が低いチームなのでベスト8がせいぜいだろう。やはりエースのオマルの不在がでかい。


夕べと今晩は2試合だが水曜日と木曜日は4試合消化していく。日程的にA組とB組のチームは決勝Tで有利である。これを活かすことができるかどうか。

F組 トルクメニスタン対ウズベキスタン 0-4

2019-01-14 10:19:51 | 日記
日本が大苦戦したトルクメニスタン相手にウズベキスタンは4-0と大勝。トルクメニスタンのDFはウズベキスタンのFWのスピードにまったくついていけず、どうしてそんなに簡単に振り切られるのかというぐらいに脆弱だった。こんなに弱いトルクメニスタンにどうして日本は2失点もしたのだろうか。


これで得失点差でウズベキスタンがグループ首位に立った。次節にウズベキスタンに勝たなければ1位抜けはできない。2位になるとおそらくオーストラリアとベスト16であたる。1位になるとサウジかカタールとあたる。どこもいやだな。


2011年大会では日本はどの試合も苦戦した。例外は1次リーグのサウジ戦で5-0で勝った試合だけ。決勝TはQFでカタールと対戦。先制された後に同点にしたがその後にリードされた。それで1-2.その後同点、後半89分に勝ち越しで接戦を制した。

SFでは韓国と延長戦、PKまで行きこれまた接戦を制した。決勝はオーストラリア相手に延長までもつれた。つまり決勝Tの3試合はすべて接戦だった。1次リーグもヨルダンと引き分け、シリアに2-1である。全体を通してみればサウジに5-0で勝った以外はすべて接戦である。


接戦を制することができるからこそ強いのかも知れないが、オマーン戦を見る限りでは決勝Tを少なくともベスト4まで進めるとは思えない。やっぱり中島翔哉の不在は大きい。