サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

武藤へのチェルシーからのオファー

2015-04-09 14:32:07 | 日記
チェルシーが武藤へ完全移籍のオファーを出していた。FC東京は否定したがチェルシーにとっては日本企業絡みの日本人選手獲得であることは明白。だから武藤が欲しいのではなく、そこそこの日本人選手が欲しいということだ。

今シーズンのチェルシーの選手層をみればたとえ武藤が移籍したとしても、とりあえずEPLの下位クラブまたは2部クラブへレンタルで出されることは十分に予想できる。そもそも武藤でイギリスの就労ビザが取れるのか疑問だ。

まだ若い武藤のポテンシャルは認めるが、それはポテンシャルであってそれ以上でもそれ以下でもない。武藤クラスのFWの選手はどの国でもいくらでもいる。

日本人が移籍するのであればやっぱりドイツの2部くらいからスタートしたほうがいい。大迫は日本代表でWCにも出たがさほどのインパクトはなかった。武藤も似たようなものだ。それくらいのレベルの選手ならばドイツの2部ならば活躍できるが、1部のブンデスでは苦労する。現在ケルンで四苦八苦している大迫はそれを見事に証明している。

もちろん大迫と武藤ではタイプが違うし、大迫も1トップであればもっと活躍できるかも知れない。武藤も2列目のサイドアタッカーではなく、1トップならば違うプレーができるだろう。

しかしEPLでもブンデスでも1トップの王様ポジションはかなり強力だ。たとえばデイエゴ・コスタ、レヴァンドフスキーなどのようなタイプのFWと武藤がポジション争いをしても、とても勝てるとは思えない。岡崎の活躍は非常に稀有なことだ。

結論からいえば、今夏での武藤のチェルシー移籍はやめたほうがいい。もしいくのであればドイツの2部かオランダ、ベルギーなどがいいだろう。これらの国であればビザも取りやすい。

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