もう今年も9月だが昨年2023年のオーストラリアの新車販売を検証してみよう。日本とは違う傾向がある。全体の販売台数は過去最高の1216780台、約121万台である。これまでの記録は2017年の118万台である。ちなみに日本の2023年度の新車販売台数は452万台だから、市場規模の違いがわかる。
車種ごとの販売ランキングは以下のとうり。
1.フォードレンジャー。こちらでいうUTE, アメリカでいうピックアップトラック
2.トヨタハイラックス。日本ではヒラックス。やはりピックアップトラック
3.いすゞ DMAX。やはりピックアップトラック
4.トヨタ RAV4。ここでやっとSUVが出てくる
上位3位までピックアップトラックが出てくる。大都市ではあまりみかけないが、田舎に行けば行くほど、多くみかける。そして田舎ではブルバーといわれるフロントに動物との衝突用のバーを必ずつける。田舎では郊外ではカンガルーが’頻繁に出てくるし、夜間では車のライトに向かってくるので非常に危険。
EVではテスラの人気が高く、20位までに3車種出てくる。テスラではないが知人が最近BYDを買った。600万円くらいでかなり高額の車種である。気になるバッテリーチャージは、自宅のガレージでの家庭用のパワーポイントからのチャージは16時間かけてフルになり、500KMは走れる。
電気代がどのくらい高くなるのかは知らないが、16時間もかけるのはしんどい。ショッピングセンターの駐車場にあるタイプの充電は、普通は2,3台分しかスポットがないので、それが満杯だったら待っていなければならず不便である。