南野も三苫も伊東も素晴らしかったけど、それ以上に中国はあまりにも弱かった。前半12分に遠藤のゴールで先制してから中国は全くせめて来なかった。べたったと引いて守っているだけ。途中から5バックで守っていたが、全然守れていない。
終わってみれば7-0の3次予選とは思えない圧勝劇。中国のイバンコビッチ監督は、クロアチア、UAE, オマーンの各代表で日本は破ってきた日本キラーだったはず。日本を分析して日本の弱点であるロングボールで空中戦を挑んでくるという前評判だったが、試合全体でシュートはわずかに1本。この監督はさっさと解任したほうがいい。
他会場を見ると、オーストラリアはホームのゴールドコーストでバーレーンに0-1のまさかの金星提供。これまでの対戦で6戦6勝だった相手にホームで負けた。退場者を出し、後半89分にOGで失点するという最悪の試合だった。
サウジ対インドネシアはサウジが圧倒的に強いホームで、まさかの1-1ドロー。これも意外な結果である。極めつけは韓国対パレスチナの0-0ドロー。韓国のホームである。
やはり3次予選の初戦はどの国も難しい。そしてバーレーンもインドネシアも簡単ではないことが分かった。それに引き換え中国は本当に弱かった。
中国のDFに当たって軌道が変わってゴールというラッキーゴールだったが、伊東純也のゴールは涙を誘った。