9月の代表シリーズの中国戦、バーレーン戦には27人が呼ばれて、当然ベンチにも入れない選手が出てくる。これは仕方がないことだがそもそも起用するつもりのない選手は招集しないほうがいい。
旗手と細谷は2試合ともベンチ外。一体なんのために長距離移動を強いられたのか。特に旗手はスコットランド→日本→バーレーンと飛行機に乗っているだけだった。セルティックファンが怒るのも理解できる。
旗手を試合に出すとして、3バックならばポジションは左ウイングバック、2シャドーのどちらかになるのだろう。このポジションは三苫、中村敬斗、南野、久保、堂安、鎌田など5大リーグで活躍している選手がそろっていて、旗手の序列は彼らよりも低いのだろう。
セルティックでは旗手はほぼ鉄板の主力で、今季は2得点している。そして旗手がEPLのクラブに移籍できればそれなりに活躍できるだろう。しかしなぜか森安監督の頭にはスコットランドリーグはレベルが低いという固定観念があるようで、旗手と古橋は序列が低い。
2026年WCにはまだ2年弱もあり、予選だってその途中に怪我人が出ることもある。今から選手を固定してしまうのは危険すぎる。旗手ならばポリバレントな選手だから、ウイング、シャドー、ボランチだってできるだろう。理想的な選手である。
2試合ベンチ外にしてしまうのは惜しい。
外れたのは「実力のなさ」だけではないだろう。