星取勘定というと大相撲のようだが、第1節の結果を踏まえて今後の予選の構図を考えてみよう。まずいえることは
1.オーストラリアとサウジの取りこぼし。
2.バーレーンとインドネシアは侮れない。
3.中国は限りなく弱い。
WC予選はいつも決まっていて、ホームで勝ち点3,アウエーで勝ち点1。今回は6チームの総当たり、10試合もあるが、ホームで勝ち点3だからそれで勝ち点15,アウエーで勝ち点1だからそれで勝ち点5。合計で勝ち点20を取れれば2位以上になれる計算である。
取りこぼしたり、アウエーで勝ち点3が取れたりするハプニングもあるし、他のチームが星のつぶしあいをしてくれることもある。過去の予選を検証してみればほぼホームで勝ち点3,アウエーで勝ち点1を守っていれば、予選敗退することはない。
上位2チームに入ると予想されているのが、日本、オーストラリア、サウジである。それ以外は勝ち点を提供するだけの3弱である。しかし第1節の結果を見ると、そうでなくなった。
日本はホームで勝ち点3だから、勝ち点20まで残り勝ち点17。
オーストラリアはホームで勝ち点0だから、勝ち点20まで残り勝ち点20。
サウジはホームで勝ち点1だから、勝ち点20まで残り勝ち点19。
オーストラリアとサウジはホームで勝ち点3を取れなかったことが痛いし、他のチームに勝ち点、特に勝ち点3を与えてはいけなかった。アウエーでは気候の違い、長距離移動、完全アウエーのスタジアムでのプレッシャーなどを考えれば引き分けでも十分である。
だから今晩のアウエーでのバーレーン戦は猛暑のようだし、コンディションを考えれば勝てなくても当然だし、勝ち点1でいい。
オーストラリアはホームの第1節で取れなかった勝ち点3を、第2節のアウエーのインドネシア戦で必ず取らなければいけない。そうでなければアウエーの日本、サウジから勝ち点3をとらなければいけなくなり、自分で自分の首を絞めることになる。
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