ボルシア メングラｖｓドルトムント

今朝のボルシア対決。ドルトムントはロイスを欠く中、香川はトップ下で先発。ドイツカップ戦で１２０分出ているのでベンチかと思ったが、ロイスがいないためミキタリアンと共に先発するのだから、ドルトムントの選手層は厚いようで薄い。

さてメングラが開始３０秒で先制。なんという不用意なDFのミスからの失点。これでドルトムントはいきなり苦しくなり、メングラはべたっと引いてスペースを与えない。ドルトムントはボールを支配するものの、バイタルエリアでは崩せず、いつもボールは支配できるだけで得点できないパターンに陥った。

香川は決定的なチャンスを２回もミス。ロイスがあそこにいればどちらかは決めていただろう。香川はボールを左右に散らすのはうまいが、散らした後にボールに絡めない。左右に散らしたあとにドルトムントは工夫がない。

ドルトムントは中盤からのビルドアップがまるでできない。これではどの選手が出ていても同じだろう。ボールを支配できているのに得点できないために、DFラインが中途半端に上がりすぎてカウンターから失点。まさに悪循環。

この日の香川の出来ならば次節はベンチスタートも予想できる。それでも香川が出て来るようであれば、よほどドルトムントは控えの選手が不ぞろいなのだろう。

なんとも消化不良の試合をみてしまった。