第7節を消化したJ1を検証してみよう。まだたったの7試合だが、序盤の傾向がわかる。今季は降格するのが最下位のみで、横浜FCでほぼ決まりのような感じもするが、まあこれからの踏ん張り次第ではまだ分からない。
①川崎、鹿島のもたつき
もともと弱いところが下位にいればそんなもんだろうと納得するが、優勝候補である川崎と鹿島が13位、14位というのは意外である。川崎の場合は負傷者が続出していて、攻守ともに落ちぶれてしまった。鹿島の場合は何が悪いのか。監督が悪いのかも知れない。鹿島から柏までの移動距離が長いからコンデイション調整に失敗したようなコメントを出して、失笑されている。
川崎は7試合で得点8,失点10。鹿島は得点8,失点8。ほぼ似たようなもので、極端に悪いわけではない。接戦に負けているということだろう。川崎の場合は何といってもレアンドロ・ダミアンの復活にかかっている。鹿島の場合は鈴木優磨のさらなる覚醒が必要か。しかし一人のFWに頼り切るというのも無理がある。
②神戸と名古屋の好調
この2チームがここまで好調なんて誰も想像できなかった。特に神戸が首位にいるなんて奇跡だ。両チームに言えることは失点が少ないこと。7試合で失点はわずかに2点。神戸なんて得点12で失点2だ。大迫の活躍が目立つがそれでもここまで得点3だから、みんなでまんべんなく得点している。
③小川航基の覚醒
PK2点を含むとはいえ、横浜FCの小川が5点とトップである。横浜FCの得点は6点だから、ほぼ一人で得点している。弱小の横浜FCだから小川に依存する傾向は変わらないだろうから、ひょっとして小川が得点王になるかもしれないし、ひょっとしてセルティックからオファーが来るかも知れない。
シーズンの半分を消化すれば序盤の傾向が変わるのかどうかも分かってくる。果たして小川の海外移籍はなるかどうか。
ユース代表では堂安と同期だったが、小川はずいぶんと寄り道している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます