サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

スポルティング優勝

2024-05-10 08:31:47 | 日記

ポルトガル1部リーグで守田がいるスポルディングが優勝を決めた。ここでポルトガルリーグをおさらいしてみよう。1934から始まったリーグで3強がいつも圧倒というか寡占している。3強とはスポルディング、ポルト、ベンフィカの3クラブである。

 

1934年からということはほぼ100年でこの3強以外で優勝したシーズンは、たったの2回だけ。優勝回数はベンフィカが38回、ポルトが30回、そしてスポルディングが今回を含めて20回である。これってかなり異常なリーグである。ブンデスのバイエルンミュンヘンのように1クラブが毎度優勝している状態よりはましだが、3強とアマチュアクラブのようなものだ。

 

ポルトガルリーグの選手年俸は低い。リーグ全体の平均年俸は46万ユーロ(約8千万円)である。今シーズンで一番高額な選手はベンフィカのデイマリアで、16億円ほど。守田のスポルディングは平均年俸が1億6千万円ほど。守田が契約を更新してやっと1億2千万円にあがったそうだが、それでもクラブ平均よりも低い。主力なんだからもっと上げてもらうべき。

 

ポルトガルリーグは優秀な選手を輩出している。現在EPLでプレーしている中でもベルナルド・シウバ、ブルーノ・フェルナンデス、ダーウイン・ヌニュエス、デイオゴ・ジョッタなどみんなポルトガル人だ。ポルトガルは人材の宝庫と言える。しかもみんな玄人好みの渋い選手が多い。例外はCR7だろうか。CR7のような華のある選手がポルトガルから出たことが不思議でならない。

 

 


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