毎回日本が強いU17カテゴリーのアジアカップが開幕。８チーム出場で上位３チームが今年のFIFA U17 WCに出場できる。日本は２０１４年に優勝、２０１６年は準優勝、２０１８，２０２２年はスペインが連覇。２０２０年はコロナで中止。ちなみにU17 アジアカップは日本が前回優勝。日本と北朝鮮が圧倒的に強い大会である。
昨日はユーチューブでこの大会のハイライトを見ようと覗いてみると、ちょうど日本対タイをライブでAFCは配信していた。こんなマイナーな大会でも配信しているとは驚き。マイナーだからこその無料配信なのか。日本は前半は０－０だったが、後半に４点取って４－０で快勝。
日本のエースはFWの津田あのんという１６才でる。身長１７１ｃｍとこの年代にしては大柄で、細身だがドリブルもよし、あたりも強い。そしてスピードがあり、ゴリゴリと突破できる。この選手が２ゴール決めて、特に２点目は右からのハイボールのクロスにＤＦ３人にマークされながら、高さで圧倒してヘッディングシュートを決めた。なかなかの圧巻だった。
津田選手はマイナビ仙台レデイースの育成枠で、Ｕ１７ ＷＣで活躍して１８才になればヨーロッパのクラブからオファーが来るだろう。この試合を見て感じたのだが、テンポが遅く、パススピードも遅い。そして相手への寄せも甘く、圧が足りない。それでもタイは日本よりも個人のレベルも戦術も足りないので快勝できた。これが北朝鮮が相手だとこうはいかないし、ワールドカップでこのテンポで試合をしていたら惨敗するだろう。
Ｕ１７といえば高校生である。しかも女子だからこうなるんだろうね。
津田あのん選手、１６才のエース。