サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

週末雑感 クロップ退任

2024-05-20 11:40:23 | 日記

EPLの最終節はアーセナルが富安のゴールで勝ったが、マンCITYがやっぱり取りこぼさなかったので4連覇を決めた。これでEPLはフランスのリーグ1のような1強の時代になった。毎年きわどいところでマンCITYが競り勝って優勝しているが、やはり他のチームが勝たなければリーグとしての魅力が薄れていく。まあマンCITYの責任ではない。

 

クロップが9シーズン務めたリバプールを退団。もっと長期政権をしてもよかったのだはないか。終盤に失速してしまったが、今季の成績は悪くなかったし、まだまだやれる。リバプールへの情熱がなくなったのか。今後はドイツに戻るのかも知れない。さて困るのはクロップに積極的に起用されていた選手である。

 

チームの中には2つのタイプの選手がいる。監督が誰でも必ず起用される選手。リバプールならばサラー、ファンダイク、マカリスターだろう。しかし監督が’交代すればその好みによりポジションを失う選手もいる。遠藤、アーノルド、グランフェルブルグ、ジョーンズ、ガクポなどだ。絶対的な強さもなく、監督の好みで起用されているからだ。もちろんポジション争いの中で監督の信頼を得たからでもある。

 

そして監督が交代すれば新しい選手が補強されて、移籍金の高い選手から起用されていく。これは理屈からして仕方がない。クラブからも監督からも期待されている。遠藤の場合、同じポゼッションをできる選手が不作だったのでクロップは遠藤を起用してきた。もっとスーパーなアンカータイプの選手が来れば遠藤は干される。これはどのクラブに行っても同じだろうし、遠藤がポジションを失う可能性が高いから、EPLでもブンデスでも中位のクラブに移籍したほうがいいとは言えない。競争はどこにもある。

 

それに年俸はリバプールのほうが確実に高い。3年契約だから残り2年ある。ベンチ要員になったとしても我慢してお金をもらったほうがいい。それに新監督が成功するとは限らないし、シーズン中に監督が代わればポジション争いなんてどう転ぶか分からない。ラッチオの鎌田がいい例である。

 

 


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