遠藤はアンカーで先発して後半64分、4-0になった時点で交代。この試合の遠藤は不用意なファールで危険な位置でFKを与えたり、2,3本ボールロストもあり、100%の状態ではなかった。しかしサラーのゴールの起点になったり、攻撃面ではよかった。まあこんなものでしょう。
遠藤と交代で出てきた19才のバイチェティッチは怪我で長期離脱していて、EPL初出場。クロップいわく、高速道路に自転車で乗り込んだようなものとジョークされて、中盤の強度に対応できなかった。この19才ばかりの責任ではないが、出てきてから2失点。中盤が弱くなったのは明らかだった。これは本人も認めるクロップの采配ミス。あまりプレーしていない若手が起用されても攻撃の選手ならばミスしても目立たないが、ボランチ、アンカーの選手の場合、強度が低いと失点に直結する。
残り2試合だが、リバプールは4月に入ってからクリスタルパレス、エバートンに負け、マンU, ウエストハムと引き分けた。これらの取りこぼしがなければ余裕で首位だったはず。一番肝心な場面で自滅してしまった。それが遠藤の不調とだぶり、遠藤が戦犯にされてしまい、今や放出候補になっている。
残り2試合をきっちりと先発して試合に勝つことが、遠藤にとってリバプールに残るために重要である。
ボールロストがあっても遠藤はやはり守備のフィルターだった。