サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

週末雑感 ビルツと大谷

2024-03-24 12:53:35 | 日記

フランス対ドイツの親善試合はドイツが前半開始たったの7秒というドイツ代表史上最速のゴールで、ドイツが0-2で完勝。この7秒ゴールはレバークーゼンのビルツが決めたもので、まさにゴラッソのビューティフルなミドルだった。ビルツは現在20才、5月で21才になる。今季は7ゴールをあげていて、2020年には17才34日というブンデスリーガの最年少ゴールも決めている。

 

しかし大きな怪我も多く、2022年カタールWCには召集されていない。今季のレバークーゼンが優勝すればその貢献者でもあるので、ビッグクラブからオファーも殺到するだろう。しかしキックオフから7秒とはすごいねえ、しかも相手はフランスである。

 

Ohtani/Ippei スキャンダルは大騒動になりそうだが、根本的な原因は2018年シーズンから6シーズンもMLBでプレーしているのに、大谷が未だに通訳が必要ということだ。ビジネス英語が必要となるような会談などでは通訳が必要かも知れないが、ピッチ、ベンチでの監督、コーチとの会話などは難しい会話も不要だろうし、そもそも野球用語以外は要らないだろう。

 

ダルビッシュは球団との契約交渉に通訳なしで臨んだという記事を読んだことがあるので、かなり英語が上手いはず。しかしMLBで過去にプレーした選手も含めて通訳なしでプレーしている日本人選手は見たことがない。ヨーロッパでプレーしているサッカーの日本人選手は英語、ドイツ語、スペイン語が話せる選手が多く、中山雄太なんてアクセントも含めてかなり流暢な英語を話す。

 

酒井宏樹だってブンデスのハノーファーには4シーズンだけプレーしたが、ドイツ語が話せるし、ザルツブルクで4シーズンプレーした南野もクロップ監督でドイツ語で会話できたほどドイツ語が上手い。これらの選手の例から考えれば4年もいれば必死になれば英語でもドイツ語でも話せるはずだ。

 

どの程度まで話せるようになれるか、通訳が不要になるほどのレベルまで話せるかは、本人の満足度によるだろう。ブライトンのデゼルビだった記者会見では記者からの質問にはイタリア語の通訳を介しているが、応答は自分で英語でしている。ポイントは下手でもいいから自分でとにかく話すことだ。外国人だから英語が下手なことは誰でも知っている。そんな周囲の目を気にせずにとにかく聞いて話すこと。大谷ほどのマルチな選手であればできるはず。

 

ドジャーズは大谷との10年契約の中に語学力の向上を盛り込むべきだった。

 

7秒ゴールの男、ビルツ。