サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ガーデイアン紙の北朝鮮戦の記事

2024-03-21 09:18:59 | 日記

イギリスのガーデイアン紙の電子版に今晩の北朝鮮戦の細かい説明のついた記事が出ている。記事を書いたのは同紙の東京特派員だか通信員のジャーナリストで、日本と北朝鮮の緊張関係、最近の北朝鮮戦の日本海へのミサイル発射、拉致問題なども説明している。

 

日本には北朝鮮国籍の在日同胞が15万人住んでいて、3000枚のアウエーサポーター席は完売していること。昨年のアジア大会で日本と北朝鮮が対戦して、選手の蛮行があったが、北朝鮮の監督はそれをモチベーションの高揚と持ち上げて蛮行を肯定していること、などなどかなり細かいことまで記事は調べている。

 

記事の中で日本生まれの在日3世の女性のコメントが出ていて、サッカーのことは詳しくないし、北朝鮮チームのこともよく知らないが祖国のチームが日本でプレーするのを見て、応援したいと言っている。記事では日本にいる在日の人々は1910-1945年の日本の植民地時代に日本に連れてこられたと説明しているが、この表現では強制連行された印象を与えるが、まあそれはさておき日本対北朝鮮はサッカー以上の感情が在日の人々にはあるということを強調している。

 

アンヨンハのコメントも出ている。北のヨン様である。アンは日本代表の選手のことはよくわかるが、北朝鮮の選手のことはよく分からない。アンヨンハが現役だったのはもうかなり前だからそうなるのだろう。しかしチーム、選手のことは知らなくても北朝鮮を応援したいとアンヨンハは強調している。

 

たかだかサッカーのしかもWCアジア2次予選である。そんなマイナーな試合に国を背負わせるような雰囲気が出てくるのは選手が気の毒である。