サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

アジアカップは選手を壊した

2024-03-17 07:39:22 | 日記

アジアカップは準々決勝で負けたことだけでなく、選手を壊してしまった。呼ぶべきでない選手を強引に呼んだこともある。まずリハビリ中の三苫を呼んで2試合に起用してだけで、三苫はクラブに戻ってからすぐに腰痛でダウン、そして今季絶望の長期離脱。アジアカップに帯同させなければここまで腰痛が悪化しなかったかも知れない。

 

次に富安。アジアカップではあまり試合に出なかったのに、アーセナルに戻ってから負傷が発見されてベンチ入りに戻るまで1か月かかった。この遅れは大きい。多分今季の先発はもうないだろう。クラブに戻ってからキレがなくなり不調になった選手も多い。久保や板倉、堂安である。

 

まともにポジションをキープしてチーム内での序列を維持できているのは遠藤だけである。遠藤の場合は日増しに評価を高めている。普通30才をすぎればスピードが落ち、経験値だけでカバーするようになるが遠藤の場合はすべてが高まっている。浦和時代の無能なCBというイメージしか残っていない筆者にしてみれば、遠藤の変貌ぶりに驚く。

 

アジアカップに海外組を一人も呼ぶべきではなかったとは言えないが、少なくともCL, ELに出ている選手は呼ぶべきではなかった。そうであれば久保、三苫、富安、遠藤、堂安、守田はクラブに専念してさらに評価を上げていただろうし、来るWC3次予選に準備できていた。

 

2027年のアジアカップはサウジ開催だから多分1月開催だろう。同じ轍を踏まないように、国内組を中心にすることをいまから徹底すべきだろう。2027年ということはすでにJリーグは秋春制に移行していて、1月、2月は冬季中断期間だからちょうどいい。