サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ウエリントン・フェニックスは自己隔離免除

2020-03-17 13:12:51 | 日記

残り6節のAリーグをこなすために、ニュージーランドベースのウエリントン・フェニックスは6試合すべてをシドニーでこなすことになった。しかしオーストラリア政府の方針で入国者は2週間の自己隔離をしなければならない。違反すると罰金である。しかしどのように対象者をチェックするのか実効性に疑問も出て来る。警察がすべての対象者の滞在先を毎日訪問するのだろうか。

 

さて2週間も隔離されては試合にならないということで、ウエリントンはオーストラリアの保健当局と交渉してその対象から免除してもらい、トレーニングができることになった。この決定はちょっとした驚きである。チームメンバーが感染していないことをどのように担保するのか知らないが、こういう抜け道を作るとは思わなかった。

 

さてウエリントンの今後の日程を見ると、3月18日と22日の2節は延期。自己隔離の期間内だからである。次が4月5、12、19、25日となっていて、この間もしくは後に延期となっている2試合を埋め込む。シーズン終了は決まっているので、多分4月25日の前、平日に2試合こなすことになるだろう。

 

明日の午後にシドニー入りして、4月5日まで自己隔離トレーニングとなる。滞在ホテルから練習場までの往復、練習場では部外者との接触禁止など注意することはいろいろあるのだろうが、果たしてこれが隔離と言えるのかどうか。

 

前節をニュージーランドで試合した関係で、国外からの入国となったためにメルボルン・ヴィクトリーは2週間の自己隔離中である。ウエリントンと同様にトレーニングが許可されないと不公平である。