昨日のスペイン2部第31節で岡崎は今季8点目をヘッドで決めた。これで直近の4試合で4ゴールと絶好調である。この試合でのゴールは左からのCKを相手のDFがヘッドでクリアしそこなったボールがちょうど岡崎の頭めがけて飛んできたところをうまくヘッドで合わせた。調子がいい時はこんなラッキーなボールが向こうから飛んでくる。もちろんその機会を見逃さなかった岡崎のヘッドも素晴らしかった。
岡崎のゴールの中で印象に残ったゴールを3つあげてみよう。まず2014年ブラジルWCのコロンビア戦の同点ゴール。右サイドにいた本田からのアーリークロスに岡崎がうまくヘッドで合わせた。岡崎はDFにマークされていたし、スペースもなかったにもかかわらずうまくゴールの隅に飛んだ。あれは天下一品のヘッデイングゴールだった。
2つ目はマインツ時代のドルトムント戦でのゴール。シャヒンからGKへのバックパスをかっさらってそのままドリブルしてゴールを決めた。シャヒンが間抜けだったこともあるが、一瞬の隙を見逃さなかった岡崎の嗅覚はこれまた絶品。
3つ目はやはりマインツ時代のゴールで、後半ATにリードされていたマインツは時間がなかったので後方からのロングボールを放り込んだ。それにうまくバウンドを利用してDFをかわしてゴール。屈強なCBを相手に忍者のようなちょこまかとした動きでかわした動きはなんともいえなかった。
泥臭さの象徴のようなFWではあるが、年齢を重ねてもゴールへの嗅覚は衰えない。あと3シーズンくらいはバリバリでやれるだろう。