サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

どうしてトイレットペーパーなのか

2020-03-05 06:06:29 | 日記

日本と同様にオーストラリアでも消費者がトイレットペーパーを買いだめている。大手スーパーマーケットに勤務している知人に聞くと、在庫は通常どうりにある。しかし棚に出すとすぐに売り切れてしまうので、朝一番の開店時間に来れば買えるということだ。トイレットペーパーは必要だが不要不急のでもない。

 

昨日のラジオを聞いていると、電話を経由したリスナー参加の番組がトイレットペーパーの在庫はお宅に何個あるかとう質問をしていた。最初の人はたったの6個。何人家族かにもよるが、これでは心持たない。しかし普通の感覚からすれば足りなくなれば買いにいけばいい。次の人は20個あまり。まあまあかな。

 

3番目の人はなんと100個以上あるという。これには番組の司会者も驚き、あなたはチャンピオンだとほめていた。トイレットペーパーの在庫でほめられてもなんだろうなあと思ってしまう。家にあるトイレの数にもよるだろうが、100個もあれば3か月から5か月はもつでしょう。だいたいトイレットペーパーはかさばるので置き場に困るから、まとめ買いするようなものではない。

 

昔まだトイレットペーパーが普及していないころは、トイレの紙といえばざらざらしたA4サイズくらいの紙だった。トイレの片隅に箱を置いてそこにあった。それがいつのころか忘れたが、ロールになった。こちらではトイレットペーパーではなく、トイレットロールと呼ぶ。

 

昨日オーストラリアの中央銀行が0.25%の公定歩合の引き下げを発表して、後退している景気のテコ入れに入った。トイレットペーパーはバカ売れだが、景気は悪くなってきた。