追悼、ジンジャー・ベイカー

クリームのジンジャー。ベイカーが死んだ。享年８６才。ジャック・ブルースが２０１４年に享年７１才で死んだ時はショックだったが、ベイカーのほうがずっと年長だったから、８６才ならば大往生だろう。


クリームを聞き始めたころはすでにクリームが解散していたが、ジャック・ブルースのベース兼ボーカル、エリック・クラプトンのギター、ジンジャー・ベイカーのドラムという３人バンドはユニークだった。ホワイトルームを聞くと今でも痺れてしまう。ギター１本だからベースをセカンドギターのように使い、かつボーカルもするというジャック・ブルースの多才。


クリームが好きなロックファンはフリーもよく聞いた。クリームの活動時期が１９６６年から１９６８年。フリーは結成が１９６８年で活動はいったん解散をしたが１９７３年まで続いたので、音楽性も多少似ていたので、ファン層が重なっていたのだろう。



ユーチューブで検索すると２００５年のRoyalAlbert Hallでのライブが見られる。みんな爺さんになってしまっていた３人だが、ホワイトルームのイントロのジンジャー・ベイカーのドラムを聞くと、やっぱり身震いしてしまう。さようなら、ジンジャー・ベイカー。