アレックス・マイヤー

ウエスタンシドニー・ワンダラーズの試合を見ていたらアレックス・マイヤーがいることに気が付いた。あれっ、マイヤーってあのマイヤーなのか？


筆者が知らなかっただけでアレックス・マイヤーはサラリーキャップ枠外のマルキープレーヤーとして今季からワンダラーズに加入していたのだ。今年３６才のベテランだが、早速最初の試合で１ゴールを決めた。ワンダラーズはニコライ・ミュラーも獲得したのでドイツ人選手ブームだ。


さてマイヤーといえばフランクフルトのレジェンドのような選手だが、トップチームのキャリアはザンクトパウリでスタートしている。２００１年から２シーズンをザンクトパウリ、２００３年から１シーズンをハンブルガー、２００４年から１４シーズンをフランクフルト、昨季はザンクトパウリに戻り１シーズン。そして今季はシドニーに来た。


フランクフルト時代には１４シーズンでリーグ戦１１９ゴールという成績を残した。２０１６/２０１７シーズンから成績が落ち始めて、２０１７/２０１８は公式戦１試合で１ゴールとさみしい結果だった。そしてフランクフルトは契約を延長しなかった。レジェンドでも役に立たなくなればお払い箱になる。


昨季はザンクトパウリで１６試合に出て６ゴール。フランクフルトの後にキャリアを始めたザンクトパウリに戻ったのでそのまま引退するのかと思ったが、なんとシドニーまで来ていたとは。


マイヤーのようなベテラン選手がまだ頑張っているのを見るとうれしくなってくる。