サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

スペイン2部 ヌマンシア対サラゴサ 0-1

2019-10-14 10:30:12 | 日記
香川はトップ下というか実際の動きでは2トップの一人として先発したように見えた。それまで2トップの一角だったラファエルという選手が病気のため長期離脱。そのためにこのような変更をしたのだろう。サラゴサ、ヌマンシアともボールがつなげずパスミスも多い。どちらも前線にボールが収まらないのでシュートも少ない。


香川は中盤まで下りてくる頻度も少なく、ボールタッチも少ない。香川の場合、フワフワと動いてボールに触りリズムを作るタイプだから、2トップとしてボールを待っているのでは目立つプレーではできない。


さてこの試合を報じたフットボールチャンネルの記事では「トップ下で2試合連続の先発出場となった。ゲームメイクで存在感を発揮。CKからPKを誘発するなど好プレーを見せた。香川は75分までプレーした」と高評価に見える。


しかし現地紙のエル・デスマルケ』の採点(10点満点)ではMFジョルジ・ポンボとともにチーム最低タイとなる評価で、「日本人はリーガ最初の数試合と同じ選手ではなくなっており、またも本来のレベルにないことを露呈してしまった。迷子になり、攻撃ではほとんど何も貢献できなかった」と辛口評価されている。


サラゴサはチーム全体として冴えなかったので香川個人の責任ではないだろうが、後半75分に交代だから監督の期待には沿えていなかったし、顔の表情からして苦しそうでまだ体調が万全ではないように見えた。


フットボールチャンネルの記事にあるCKからPKを誘発とはあくまでも結果論であり、それが好プレーとは思えないけどねえ。ものはいいようである。