当日の入場者数4,678人・・・
チケットは購入してあったものの新型コロナ感染の爆発的再拡大で一時は断念しようと思っていた今節の柏戦。感染が判明した今回の一件では、対戦相手に加えて目に見えない恐ろしい敵とも戦わないといけない事実をあらためて実感させられただけでなく、一部の不逞の輩からは「コロナ差別」という理不尽な扱いさえ受けることになりました。
そんな状況に置かれながら何事も無かったかのように戦わなければいけない監督や選手達の心中を思うと、ファミリーとしてサポートしないわけには参りません。道中はもちろんスタジアム内外で混雑した場所を極力避けるなど可能な限り3密に気をつけて参戦した次第です。
試合は稲垣が復帰を果たす一方で阿部と米本に加えてシャビエルまでも欠場するというハンディを背負いながら守備では奮闘を見せるも、攻撃では課題でもある決定力不足を露呈し敗戦。代えのきかない阿部の不在は特に大きく工夫の無い攻撃に終始、得点チャンスは作ったとはいえ対戦相手もあまり怖さは感じなかったのではないでしょうか。
ただ、名古屋の選手達にとってこの二週間は間違いなく通常の精神状態で過ごすことなど出来なかったはずで、厳しく難しい状況のなかで真摯に戦ってくれたと思います。米本の長期離脱が明らかになり直樹の負傷の程度も心配されるなど今後も手負いの戦いを強いられることになりそうですが、この日は太田に加えて青木も復帰を果たしルーキーの石田もプロデビューしていて明るい話題も少なくありません。
今シーズンの公式戦初黒星を嘆く間もなく水曜日にはルヴァンカップが控え、さらに今週は中2日でリーグ戦に臨むことになります。監督、選手には引き続き理想とするサッカーをブレずに追求していただき、我々ファミリーはそんなチームを全力でサポートするのみでございます。