現在バスコ・ダ・ガマに所属するロマーリオが、成績不振により解雇されたセルソ・ロス監督の後任として同クラブの選手兼暫定監督に指名された。
「疑惑の1000ゴール」達成直後は現役引退もほのめかしていたが、現在も現役続行中のロマーリオ。ただ、足首の故障でここ4ヶ月はほとんどプレーしておらず、事実上は引退したものと見られていたようだ。
国を代表するスター選手とはいえ、監督経験のない(一応)現役選手になんのためらいもなく任せてしまうクラブ、そしてそれを引受けてしまうロマーリオ、(多分)大喜びで認めてしまうおめでたいファン・・・。ここまで徹底した場当たり的クラブ運営を見ていると、来季に向けて繰り広げている名古屋のドタバタ劇がまるで子供のように思えてくる。いや~、ブラジル人っていいなぁ・・・。
尚、記念すべき?彼の初采配はクラブ南米杯準々決勝のCFアメリカ戦(第2戦)となった。結果は1-0で勝ったものの、第1戦で0-2で負けていたため敗退が決まった。この試合ではロマーリオ自身も後半に出場した模様。我が愛するロマーリオの物語はまだまだ続きそうだ。