劣勢ながらカウンターから活路を見出し1点リードで前半を折り返すも、ボールポゼッションでチャンスを作りながら追加点が奪えず引分け・・・終わってみれば相手新人FWの引き立て役に回ってしまったFC東京戦から3週間、未だ確定できないJ1残留を目指してリーグ戦第32節清水戦に臨む名古屋です・・・。
泰士の代表招集、ケネディの移籍、直志の現役引退発表の他に、地域貢献やイベントなどピッチ外で選手達の活動も多かった名古屋。今月2日以来となるリーグ戦で実戦感覚も不安視されるなか、明日は矢野が出場停止となり右SB問題にまたも直面。代役として磯村の起用が濃厚となっており、15日に行われた練習試合でも懸案のポジションでプレーしたようです。
今回は天皇杯対戦時に不在だった川又を擁して臨むことになる名古屋に対して、清水も代表戦から戻ったばかりのノヴァコヴィッチが強行出場するとのことで、牟田も勝利の第一条件として天敵封じをあげております。ただ、明日の一戦でなにより脅威なのは清水の持つJ1残留という強烈なモチベーションでしょう。前節では優勝争い生き残りがかかった川崎を相手にロスタイムにゴールを決めて降格圏から脱出。この時期に残留争いを繰り広げるチーム特有の強さが感じられるだけに、明日は戦力、戦術云々よりも“気持ち”の部分で負けることなく戦えるかがポイントとなりそうです。