赤鯱にこんがらがって

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JFL入替え戦:第2戦

2006年12月24日 | FC岐阜

 

 開場の11時ちょっとすぎに到着。正面入り口には長い列があり、アウェイ側の席を除いてメインスタンドは早くも満席、試合開始時にはゴール裏からバックスタンド側もほぼ満員になっていた。日が陰り風が吹くと多少寒いものの、まずまずの観戦日和。アウェイでの第1戦を4-0で勝利しているせいか、サポーターにも、ウォーミングアップをする選手達にも緊張感はそれほど感じられなかった。

 試合は片桐、池元の2トップ。小島、伊藤、森山はベンチスタートとなった。今シーズンは立ち上がり時間が課題だったFC岐阜。この日も試合開始からしばらくはホンダロックのペース。ただ、(一応)格上チームとの試合は初めての観戦だったが、確かに地域リーグの対戦相手とは違い明らかにレベルは高かった。

 その後、徐々にペースをつかんだFC岐阜は、前半24分に平岡のFKからのクリアミスを片桐が押し込んであっさりと先制、このゴールが昇格を決定的にしたといえる。前半は1-0で終えたものの、後半は小島、片桐、伊藤のゴールラッシュとなった。終了間際、オフサイドの判断ミスで1点を失ったのは余計だったが、結果は4-1の快勝で無事JFL昇格を決めた。ホンダロックとしてはやはり一戦目の4失点が重かった。2点差くらいならば失点覚悟の捨て身の攻撃も可能だが、無失点での5得点というミッションは不可能に近かったと思う。

 勿論、地域決勝リーグでの昇格決定が一番良かったのだが、入替え戦にまわったことで昨年の「口論義の奇跡」に続き、今年もまた昇格の瞬間を目撃できたことに感謝したい。FC岐阜と同様にJリーグ入りを目指すロッソ熊本やFC刈谷との対戦等、来季のJFLが今から楽しみだ。試合終了後の昇格セレモニーでは、挨拶に立った森山が思わず声をつまらせていた。この一年、地域リーグでは無敗だったとはいえ、昇格のプレッシャーは相当のものだったに違いない。今月1日には第1子の長女が誕生したが、FC岐阜とともに健やかな、そして順調な成長を祈りたいと思う。


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