当日の入場者数28,383人・・・
ファミリーの期待を裏切る内容と結果に終わった京都戦から3週間・・・この日の豊スタはコンコースの周回移動が可能になったことで、声出しエリアにおいては会場内でもチケットの確認が行われており、同じ理由からなのかゴール裏のアウェー席は最上段に追いやられていたのは少々気の毒でした。
キックオフ前に21日に32歳で急逝した元日本代表FW工藤壮人さんへの黙とうが行われた一戦は、福岡戦以来となる複数得点で6試合ぶりの勝利。クバの一件で揺れるなかで試合に臨んだ名古屋でしたが、試合序盤に先発起用に応えた酒井がセットプレーから幸先良く先制ゴールを決めるも、例によってこの日も追加点は遠く後半開始直後には同点ゴールを献上。最悪の展開も考えられるなか選手交代で流れを変えると永木の好判断によるリスタートで決勝点をもぎ取った名古屋でした。
試合直前に中谷もコメントしていたように来シーズンに向けて希望が持てる試合になったかどうかはさておき、とりあえずホーム最終戦を気分良く締めくくることだけはできたわけですが、試合後のセレモニーでは小西社長や長谷川監督本人の口から続投の言葉は無かったものの、どうやら来シーズンも現体制で臨むことが濃厚のようです。私としてもまずはシーズン最終戦の結果を受けて下されるであろうクラブ側の総括を待ちたいと思います。