前節に続き下位相手にもチーム完成度の違いを見せつけられ不甲斐ない内容で引分けに終わるも、かろうじてJ1残留が決まった京都戦の翌日に行われたファン感謝祭。シーズン終盤に至っても目指すサッカーをものにできないチームの現状もあって、ファミリーはもちろん選手自身もモヤモヤを抱えたまま迎えることになってしまったわけですが、両者共にそんな複雑な感情を押し隠しつつ無事に執り行われたのでした。
「LOVE GRAMPUS Festa」改め「NAGOYA GRAMPUS FAMILY DAY」にはチーム成績を考えて敬遠したのか長谷川監督が不在となる一方で柿谷を除く全選手が参加。ベンチ外が続く吉田豊や離脱中の長澤や重廣も元気な姿を見せてくれました。内容自体はLOVE GRAMPUS Festaを踏襲したものとなりましたが、苦しい戦いが続くなかでこの日のために実行委員会まで立ち上げて臨んでくれた選手達には頭が下がる思いです。
開始直後から雨が降り出し終盤は本降りとなるなかでも盛り上げてくれた選手達にはくれぐれも体調を崩すことのないよう願いつつ、3週間のインターバル後に臨む残り2試合のリーグ戦で来シーズンへ何らかの希望が持てるような戦いを期待したいです。