J1と同様に最終節までもつれこんだ3チームによるJ2残留争い。その渦中にいた20位の岐阜でしたがこの日12,158人を記録したホームで東京Vを下し地力で残留圏を確保。これで無事に?来シーズンから同じカテゴリーでの東海ダービーが実現することとなりました・・・。
そんなこともあって試合後のセレモニーは厳しいシーズンとなったことを反省しつつも安堵の空気が漂ったものに終始。それは指揮官や社長やスポンサー代表の挨拶も同様で、来シーズンについても“優勝”とか“昇格”という景気のいい言葉は聞かれませんでした。それでも選手やスタッフとファン、サポーターが共に戦い共に喜ぶ姿を見るにつけ、FC岐阜には今の名古屋に欠けている一体感だけは感じることができるのです。
開幕前から崩壊していたも同然のクラブをファン、サポーターが信じて戦ったあげく最悪の結果に終わった名古屋と、最後までファン、サポーターとクラブが一体となって戦い抜いて残留を決めた岐阜が顔を合わせることになる来シーズンの対戦結果はいかに・・・。