木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画「ハゲタカ」「60歳のラブレター」「真夏のオリオン」

2009年06月30日 | 映画
この前の沖縄土産のパッションフルーツの皮がしわしわになり
  真っ二つに切ってスプーンですくって食べてみました



見た目 種が硬そうに見えるけれど ツルン!硬くありません
  黄色になった果肉もゼリー状で食べ易い

ちょっと酸味がありすっきりした甘さが丁度良い具合 くせもありません

 おいしゅうございました


6月も今日で最終日
 アッという間に半年過ぎてしまいました

毎日をせかせか過ごせる様になって嬉しい反面 時間のやり繰りがちょっと下手
 今月観た映画 月が替わっちゃう前にあわててアップします^_^;


6月8日
「ハゲタカ」

2007年に放送され、企業買収という斬新なテーマを扱い話題となったNHKドラマの映画化



ドラマから数年後の日本を舞台に大手自動車メーカーの買収危機
敏腕ファンドマネージャー鷲津と敵対する中国系ファンド中国系ファンドを率いる劉 “赤いハゲタカ”が繰り広げる激しいマネー戦争

クランクイン目前起きた<リーマンショック><国内での派遣切り問題>に大幅に台本を書き換えたとか

映画と言う時間的制限の為 NHKのドラマを見ていなかったらちょっと分かりにくいかも…

玉山鉄二扮する<劉>が良かった
 存在感ある冷たさ かっこよさ

まだ若い頃の劉は普通の若者 何が彼をそうさせたか…見事に演じ分けて
 玉山鉄二さんってあんなに演技派だったのね 

劣勢の鷲津が「すべて想定の範囲内です」と言った後 次々と逆転していく様は

さすが天才 鷲津! 
  そして今までの布石が繋がって おもしろく観ました

農道を突っ走るあのGTの赤 印象に残りました 


6月10日
「60歳のラブレター」

2000年から始まった某銀行のセカンドライフ開発企画
「長年のパートナーにラブレターを書いてみましょう」に集まった9万通以上の手紙をベースに映画化



様々な人生経験を積み重ねてきた3組のカップルたちが、夫婦のあり方や、これからの人生をどう生きるのか模索する

長い年月の経過にお互いにそばにいるのが当たり前と思っていたのが
 なにかをきっかけに別れたり 失いそうになったり 離れたり… 

離れてみて 失いそうになって初めて互いの存在の大きさに気付きうろたえる 

この映画の中の魚屋夫婦 普段は悪口叩いているけれど
 あんがいお互いを大事に思っていて よくありそうな感じで共感できます

イッセー尾形さんのへタな「ミッシェル」が じい~ん! ウルッ!  
しかし…そんなに何回も歌わなくっても… それも病院の中で深夜に…ありえない

そう言えば奥さんが入院した部屋 630号室…
  ビートルズが武道館で初公演した日6月30日だよね
こんな事もひそかにあって それに気が付くと映画を見る楽しみが増えて嬉しいですネ

長年連れ添う夫婦だからこそお互いに思いやりを持って接していかなくっては…ネ
 特に去年 い~っぱい心配させちゃった私は尚更です


6月15日
「真夏のオリオン」

第二次世界大戦下、アメリカ海軍駆逐艦と日本海軍潜水艦の乗組員たちが過酷な戦況下でファイトマン・シップで戦い抜く姿を描く戦争サスペンス 



戦争映画なのに残虐なシーンが少なくきれいに仕上がっています

それでも突っ込む為(人間魚雷)の回天の乗組員の苦悩やはがゆさ
  判断力や忍耐力から戦争の厳しさは伝わってきました

玉木 宏演じる 艦長の人間としての温かさ度量の大きさ 頭脳明晰さ

そして緊迫ある場面でもまず腹ごしらえ

「飯にしよう」と食べる
  腹が減っては戦さはできぬって言うものね

リーダーとして乗組員を同じ人間として信頼する…
  それにより各々が求められている以上の成果が得られ
    いや めぐって来るって言うのかな

艦長の人間性に皆が心沿わせて成し遂げてゆく…心温まります

敵との作戦の読み合い
 こうしたらこう行くだろう だからそれの裏をかいて…

ハラハラ でもおもしろい

終戦直前の出来事 もうすぐ終戦なのに…どうなるんだろう…と手に汗握りました
 最後はそうなるのか… なるほど


今月も映画を楽しみました
  来月も観たい映画がいっぱい^_^;

気分転換 現状回避 お楽しみ???
 ともかく元気に映画館に足を運べることに感謝です