木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

辻井伸行さんおめでとう\(~o~)/

2009年06月11日 | お気に入り
ワァ~ 凄い! いや~嬉しい 快挙です

「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井伸行さんが優勝」の報を聞いたときの私

ひとりで拍手喝采しちゃいました


去年 告知を受け 手術を目前に控えた1月27日

<題○のない○楽会>の中で彼の弾く「川のささやきを」を初めて耳にし

感性豊かなこの曲
 不安いっぱいの私に寄り添う様に 
  やさしく包み込んでくれる様に響き 
   心に染み入り 涙があふれてとまりませんでした

お父さんとの思い出を元に作曲したそうです
 そしてこんなやさしい繊細な曲を書けるピアニスト<辻井伸行さん>のファンになりました



もし 手術中に音楽を流してくれるのならこの曲もリクエストしようと決めました
 …残念ながら全身麻酔の手術では 手術中に流れる音楽の希望は聞いてもらえませんでしたが


今回のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでのインタビューの中で 
「聴衆の皆さんが僕の演奏を楽しんで聴いていただいているのが分かり、心から楽しんで演奏することができました」と…

こんな大きなコンクールなのに心から楽しんで…??? なんて精神力でしょ

それには
2005年10月、ワルシャワで行なわれた第15回ショパン国際ピアノコンクールにて「批評家賞」を受賞
その時「『入賞したい』という意識が強く、審査員の評価を気にした演奏になった」
と反省していたという経緯があるようです


生後8ヶ月でブーニンの弾くショパンの「英雄ポロネーズ」の曲に反応したそう
 
あるとき他の方が弾く「英雄ポロネーズ」を買い求めいつものようにかけたらぐずつき機嫌がよくない…
そんな事が続き
「ひょっとしたら…ブーニンのが良いのかしら?」と前のと同じ曲をかけたら
機嫌よく足をバタつかせ喜んだとか…

その後何度も確かめ
「この子には音楽の才能があるかもしれない!」
  とひとすじの光が差し込んだ感じだったと書いておられます

子供の才能に気付いて伸ばしてあげた お母さんも素晴らしい!


今回の受賞の報に お父様がいろいろエピソードを話されていました

「幸せな人生が歩めるか、常に不安を感じてきた息子だったが、優勝の瞬間は『生まれてきてよかった』と感じてくれただろう…」

そして 「これで自分で食べていけるのかな」と… 
 親心 ですね

これからもいい演奏聴かせて下さいね
 そして曲も作って楽しませて下さいね 応援しています