バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

幹細胞の未分化状態を維持する新規方法

2013年08月03日 | 医療 医薬 健康

本田 雅規,三上 剛和
特許出願人 Nihon University, 学校法人日本大学
公告番号 WO2010150650 A1

要約書
CD271を用いて間葉系幹細胞、ES細胞、iPS細胞などの未分化状態を維持する方法の提供。 間葉系幹細胞、ES細胞、iPS細胞などの多能性の未分化細胞に、CD271を発現するベクターを導入する、または細胞膜透過化型リコンビナントCD271タンパク質を直接導入することによって、これらの細胞の未分化状態を維持する。Google Patent.,WO 2010150650 A1


宮崎大・理研、iPS高品質化に道-分化時に遺伝子過剰発現

2013年08月03日 | NEWSクリッピング
 宮崎大学の本多新准教授と理化学研究所などのグループは1日、いったん作り出したiPS細胞(万能細胞)に遺伝子を導入することで、品質を高めることに成功したと発表した。ウサギの細胞を使った実験で、iPS細胞がES細胞(胚性幹細胞)よりも目的の細胞への分化効率が低いことを発見。さらに、同iPS細胞に初期化因子の一種を過剰発現させると、分化効率がES細胞と同レベルに高まることを見つけた。高品質のiPS細胞を作る技術に応用できると期待される。
 従来、マウスのES細胞に比べてヒトのiPS細胞は分化効率が低く、培養株によって目的の細胞に分化しなかったり効率が低かったりすることが知られていた。
 グループはまず、ES細胞とiPS細胞の分化効率を調べる目的で、ウサギのES細胞と、ウサギの体細胞から作ったiPS細胞で、神経細胞への分化効率を比較した。 日刊工業新聞(online) 2013年08月02日


新規なシクロペンタ[b]ベンゾフラン誘導体およびその使用

2013年08月03日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-517059 出願日 : 2005年5月14日
公表番号 : 特許公表2007-538031 公表日 : 2007年12月27日
出願人 : バイエル・ヘルスケア・アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ニコーレ・ディートリッヒス 外6名

本発明は、新規なシクロペンタ[b]ベンゾフラン誘導体、その製造方法および薬剤、特に細胞ストレスの上昇、局所または全身炎症過程または過剰増殖によって特徴付けられる急性または慢性疾患の予防および/または治療のための薬剤の製造のためのその使用に関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)



グラクソが中国で飲んだ苦い薬 腐敗の根絶遠く

2013年08月03日 | NEWSクリッピング
 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が7月15日、「中国政府の汚職根絶の決意を支持する」と宣言した。同社は今、贈賄疑惑のため窮地に立たされている。医薬品の売り上げ増加を狙い、医師や政府関係者に5億ドル(約500億円)近い賄賂を贈った容疑などで、既に4人の中国人幹部が逮捕されている。日本経済新聞(Web版)2013/8/2