バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

若返りの秘訣はゲノムの安定性の回復にあり

2009年12月16日 | 生命科学 生物誌
 母細胞と娘細胞を分離し、それぞれのゲノムの安定性(壊れ具合)を比較した所、rDNA安定性が母細胞で顕著に低下し、娘細胞では逆に回復していることを発見しました。また、rDNA配列を操作してその安定性のみを悪化させると酵母の寿命は短縮し、逆に安定化させると寿命は延長しました。国立遺伝学研究所 プレスリリース 2009-09-11

人獣共通感染症 パンデミック対策いかに? 早期発見と研究体制の拡充必要

2009年12月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザ(H1N1型)による世界の死者が、今月1日までの集計で6000人を突破したと発表した。インフルエンザのように動物とヒトの間で感染する「人獣共通感染症(動物由来感染症)」や保健政策の専門家は、もはや人間の健康問題は動物の健康を抜きに考えられないと指摘している。FujiSankei Business i 2009.11.17

タカラバイオ、iPS細胞の作製受託 独自技術を活用、解析も

2009年12月16日 | NEWSクリッピング
 タカラバイオは15日、創薬や再生医療への応用が期待される新型万能細胞(iPS細胞)の作製を受託するサービスを始めた。同社の独自技術を活用し、2カ月程度で1種類の細胞あたり数個のクローンのiPS細胞を提供する。国内の大学や企業などに売り込み、2010年度に約1億円の販売を見込む。 日経ニュース(Web版)2009-12-16

脊髄損傷の幹細胞治療、ラット試験からすぐ人間へ?(再2005)

2009年12月16日 | 細胞と再生医療
Kristen Philipkoski 2005年04月21日
 脊髄を損傷したラットに胚性幹細胞(ES細胞)を注入したところ、再び歩けるようになった。この研究を行なった科学者たちは全米各地を回り、後脚を引きずっているラットと、ES細胞注入を受けて奇跡のように跳ね回るラットの映像を紹介している。WiredVision.,2005年4月21日

ラット全胚培養法における医薬品の薬理作用について

2009年12月16日 | 医療 医薬 健康
横山 篤
神奈川生命科学研究所
日本薬理学雑誌 Vol. 128 (2006) , No. 5 303-307
 日本における医薬品の安全性試験は,欧米諸国が比較的早い段階で臨床試験に入るのに比べて徹底して前臨床試験つまり動物実験を実施してから臨床試験に移行することから,かなり重要視されている. J-Store >> JOI JST.JSTAGE/fpj/128.303



O-結合型N-アセチルグルコサミン転移酵素及びその遺伝子

2009年12月16日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2008-140372 出願日 : 2008年5月29日
公開番号 : 特許公開2009-284814 公開日 : 2009年12月10日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 発明者 : 岡島 徹也 外3名

【課題】上皮成長因子ドメインに特異的に作用する新規なO-結合型N-アセチルグルコサミン転移酵素及びその遺伝子、並びにこれらの用途を提供する。
【解決手段】(1)特定のアミノ酸配列を有するタンパク質、(2)前記と異なるアミノ酸配列を有するタンパク質、及び(3)前記両アミノ酸配列と等価なアミノ酸配列を有し、O-結合型N-アセチルグルコサミン転移活性を示すタンパク質からなる群より選択されるタンパク質からなるO-結合型N-アセチルグルコサミン転移酵素及びそれをコードする遺伝子。また、当該酵素又は遺伝子を利用してO-結合型N-アセチルグルコサミンを付加する方法。 J-Store >> 特許コード P09P006676

資料:「新型インフルエンザ」ワクチンと副反応(WHO)

2009年12月16日 | 医療 医薬 健康
通常は「60年以上使われてきたインフルエンザ・ワクチン」の膨大な治療データを所有するWHOの判断には使われない「科学的根拠がない政治決断」という表現で、WHOと同じものといってかまわない日本の専門家集団の全員一致の判断をねじまげた「足立政務官」と「足立さまご推薦の3名の専門家」の為の証拠保存記事
「科学ニュースあらかると」2009年11月20日

現代のワクチンおよびベクター精製の課題への取組み

2009年12月16日 | 医療 医薬 健康
ワクチンおよびベクターの精製技術



 タンパク質ベースの医薬品同様、ワクチンやベクターも規制当局から綿密な調査を受け、安全性および有効性の厳密な基準が要求されます。バイオ医薬品製造会社自身もまた製品に高い自主基準を設定しています。すなわち、このような企業の課題とは安全なバイオ医薬品を迅速かつ予算の範囲内で市場に出すことです。GEヘルスケアー・ジャパン