バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

肉がまずくなったから?パンダ、菜食主義者に

2009年12月14日 | 医療 医薬 健康
 ジャイアントパンダが、肉食のクマ科に属しながら竹を主食にしているのは、進化の過程で肉の「うまみ」を感じる味覚を失った可能性が高いことがわかった。
読売新聞(web版)2009-12-14

◇中国 パンダの精密な遺伝子配列マップを初めて作成
 国家林業局が13日に明らかにしたところによると、ジャイアントパンダの遺伝子配列研究プロジェクトがこのほど正式に完了し、パンダの精密な遺伝子配列マップが制作された。中国の科学者がパンダの全面的な遺伝子配列研究を行ったのは今回が初めて。新華網が13日に伝えた。 「人民網日本語版」2009年12月14日

ヒトiPS細胞作製受託サービス事業を開始

2009年12月14日 | 細胞と再生医療
 タカラバイオ 株式会社(社長:仲尾 功一)は、研究者よりヒト細胞の提供を受け、当社がその細胞からiPS細胞を作製して研究者に提供するという、iPS細胞作製受託サービスを12月15日より開始します。日経ニュース(Web版)2009-12-14
タカラバイオ㈱ プレスリリース
http://www.takara-bio.co.jp/news/2009/12/14.htm

脳梗塞に対するES細胞由来神経幹細胞の移植

2009年12月14日 | 医療 医薬 健康
高木 康志, 橋本 信夫
京都大学大学院医学研究科脳神経外科
脳卒中 Vol.28 , No.4(2006)pp.600-605

ES細胞より誘導した神経幹細胞を脳虚血モデルに移植し,その生着及び分化を免疫組織学的方法で検討した.脳虚血モデルに移植したマウスES細胞由来,サルES細胞由来神経細胞は生着し,分化していることが確認された. [ 全文PDF (2978K) ]

遺伝子の動き抑制法を開発 京大、がん治療やiPS臓器作成に道

2009年12月14日 | 細胞と再生医療
 人の細胞にある遺伝子の働きを抑制する方法を、京都大学大学院生命科学研究科の井上丹教授(遺伝子動態学)や齊藤博英助教(同)らの研究チームが世界で初めて開発し、14日付(日本時間)の英科学誌「ネイチャー・ケミカル・バイオロジー」(電子版)に掲載された。がん遺伝子の働きを抑える新しいがん治療法の実用に一歩近づいたほか、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の遺伝子の働きをコントロールすることで、自由に臓器をつくり分けられる可能性が出てきた。産経ニュース(web版).,2009.12.14

不規則生活で高血圧…原因を初解明 塩分調整に酵素関与 京大

2009年12月14日 | 医療 医薬 健康
 不規則な生活で塩分を摂ると高血圧症になる原因を、京都大学大学院薬学研究科の岡村均教授(システムバイオロジー)らの研究チームが動物実験で世界で初めて突き止め、14日付(日本時間)の米医学誌「ネイチャー・メディスン」(電子版)に掲載された。塩分を大量に摂取すると高血圧症になりやすいとされているが、原因は不明だった。産経ニュース(web版).,2009.12.14