バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

TNFファミリー分子とサイトカインによるアポトーシスと増殖のシグナル伝達機構解明

2009年12月05日 | 医療 医薬 健康
2003年度 研究実績報告書
代表者:宮崎 忠昭
 TRAILシグナルに重要なDAP3の機能について検討した結果、anoikisの誘導に重要な役割を有することを明らかにした。細胞がマトリックスから離れることにより、DAP3がFADDと会合し,caspase8を活性化することにより、anoikis誘導をおこすことを示した。また、vitronectin刺激によるAktの活性化、そしてAktによるDAP3のリン酸化によってanoikisの誘導阻害が起こることを発見した。科学研究費補助金DB 研究課題番号:15024203

わさびの香り成分、育毛に効果? 名古屋で研究発表

2009年12月05日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 「和わさびの香り成分は、育毛に効果あり」。名古屋市立大学大学院の岡嶋研二教授は、薄毛で悩む男女12人に和わさびの香り成分を飲んでもらったところ、75%にあたる9人で育毛効果が認められた、と発表した。朝日新聞(Web版)2009年12月5日

遺伝子治療の現状と将来展望

2009年12月05日 | からだと遺伝子
金田 安史
日本薬理学雑誌, Vol. 117 (2001) No. 4 pp.299-306
最初の遺伝子治療臨床研究が始まって10年が経過した現在, 遺伝子治療の問題点がクローズアップされてきた.遺伝子導入技術の改良がやはり成功の鍵を握るため, 低侵襲性·高効率ベクターの開発が活発に行われている. J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/117.299

Parkinson病の遺伝子治療への展望

2009年12月05日 | からだと遺伝子
小澤 敬也
日本内科学会雑誌, Vol. 87 (1998) No. 6 pp.1149-1154
Parkinson病は黒質のドーパミンニューロンの選択的脱落と線条体のドーパミン減少を特徴とする神経変性疾患である. L-ドーパ療法が一般に行われているが,遺伝子治療法の応用に関する研究が活発となっている.治療用遺伝子としては,まずドーパミン生合成酵素遺伝子が検討されている. [ 全文PDF (483K) ]

遺伝子治療の現状と展望

2009年12月05日 | 医療 医薬 健康
小澤 敬也
日本老年医学会雑誌, Vol. 36 (1999) No. 10 pp.690-694
遺伝子治療の発想は, 遺伝性疾患に対する治療法の決定打として生まれてきた. その後, 細胞に遺伝子操作を施すステップを取り入れた治療法全般を指して遺伝子治療といわれるようになり, 大きな広がりを持つようになってきた. [ 全文PDF(1225K) ]

ラット全胚培養法における医薬品の薬理作用について

2009年12月05日 | 医療 医薬 健康
横山 篤 神奈川生命科学研究所
日本薬理学雑誌 Vol. 128 (2006) , No. 5 303-307
要約: 日本における医薬品の安全性試験は,欧米諸国が比較的早い段階で臨床試験に入るのに比べて徹底して前臨床試験つまり動物実験を実施してから臨床試験に移行することから,かなり重要視されている.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/128.303

アンチセンス・リボザイムによる遺伝子発現抑制作用の電気泳動的分析

2009年12月05日 | 医療 医薬 健康
舩渡 忠男1), 大川 淳雄2), 鹿野 登志子1), 三浦 利彦2), 川村 武1)
1) 東北大学医学部臨床検査診断学
2) 東北大学付属病院検査部
生物物理化学 Vol.38 , No.4(1994)pp.237-241
ヒト癌細胞で活性化しているH-ras 遺伝子を標的として変異コドンに対するハンマーヘッド型ライボザイムをデザインした. まず, H-ras ライボザイムがH-ras RNAに対して特異的分解活性作用を有するかの条件設定を検討した. その結果, H-ras リボザイムは, 癌細胞培養株における点突然変異によるH-ras 遺伝子の過剰発現を, 試験管内 (in vitro) および細胞内において特異的に抑制する作用活性を有することが明らかとなった. [ 全文PDF (3434K) ]

ヒト伊東細胞培養系におけるIV型コラーゲン分解酵素

2009年12月05日 | 医療 医薬 健康
ヒト伊東細胞培養系におけるIV型コラーゲン分解酵素, およびその阻害物質の遺伝子発現に及ぼすアセトアルデヒドの影響
中野 博, 岡本 康幸
奈良県立医科大学病態検査
肝臓 Vol.39 , No.4(1998)pp.240-245

肝線維症では肝内に大量の細胞外マトリックスの沈着がみられる. 肝内に過剰に沈着する細胞外マトリックスの主たる産生細胞は肝類洞周囲に存在する伊東細胞であることが明らかにされている. [ 全文PDF (2489K) ]

EGF添加初代肝細胞培養系におけるアルドラーゼ遺伝子発現の変化

2009年12月05日 | 細胞と再生医療
本村 光明1), 尾崎 岩太1), 瀬戸口 洋一1), 山本 匡介1), 堺 隆弘1), 堀 勝治2)
1) 佐賀医科大学内科
2) 佐賀医科大学生化学
肝臓 Vol.31 , No.1(1990)pp.64-68
初代肝細胞培養系を用いて,上皮成長因子(epidermal growth factor: EGF)添加による遺伝子発現の変化を検討した.コラゲナーゼ潅流法とパーコール密度勾配遠沈法を用いてラット肝から純粋な遊離肝細胞を分離し,EGF添加初代培養を開始し経時的に回収した肝細胞を用いてノーザン法を行った.EGF添加群では無添加群に比し,アルドラーゼB(肝型),アルブミンの発現の漸減,アルドラーゼA・C,αフェトプロティンの発現の漸増が認められた. [ 全文PDF (1401K) ]

炎症性及び線維症性疾患治療用の精製組み換えヒトウテログロビンの製造方法

2009年12月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-509993 出願日 : 2002年7月2日
公表番号 : 特許公表2005-503139 公表日 : 2005年2月3日
出願人 : クララジェン、インコーポレイテッド 発明者 : パイロン、エイプリル、エル 外1名

本発明は、概括的に言えば、炎症及び線維症性疾患の治療において治療剤としての用途を有し、組み換えヒトウテログロビン(rhUG)の製造方法に関する。より特定すれば、本発明は、細菌の発現及びタンパク質精製のステップを広く含む、現行の適正製造基準(cGMP)によるrhUGのスケールアップした製造方法を提供する。本発明はさらに、スケールアップしたcGMP方法により製造されるrhUGのインビボでの生物活性の相対強度を評価するために分析アッセイを提供する。明細書 >>かんたん特許検索PDF