バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

カテキンの抗がん作用増強に成功 京大、酵素で安定化

2008年11月26日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
カテキンの主成分に酵素を使って脂肪酸をくっつけると、分解されにくく細胞内に取り込まれやすい構造になることを発見。がん細胞を移植したマウスにカテキン成分を投与して1カ月間観察すると、投与しない場合に比べ、がん組織の大きさが10分の1程度に抑えられるのを確かめた。東京新聞 2008-11-26
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008112601000509.html

アスタキサンチンとリグニンを含有する末梢血行改善組成物

2008年11月26日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2008-48861 出願日 : 2008年2月28日
公開番号 : 特許公開2008-239619 公開日 : 2008年10月9日
出願人 : 富士化学工業株式会社 発明者 : 高橋 二郎 外3名

発明の名称 : 末梢血行改善組成物

【課題】血圧への影響がなく、末梢血管において効率的に血行を増加させることのできる末梢血行改善用組成物を提供すること。
【解決手段】
本発明により、アスタキサンチンとリグニンを含有す末梢血行改善用組成物であって、1日の投与量がアスタキサンチン0.01~20mg、リグニン0.1~1000mgとなる量に含有する前記末梢血行増加用組成物を提供する。また、前記末梢血行増加用組成物を含有する食品または飼料を提供する

アラメ由来のβ-グルカン素材

2008年11月26日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-92493 出願日 : 2007年3月30日
公開番号 : 特許公開2008-248133 公開日 : 2008年10月16日
出願人 : 日本ハム株式会社 発明者 : 河口 友美 外5名

発明の名称 : アラメ由来のβ-グルカン素材

【課題】免疫賦活化作用、糖尿病改善作用を有するアラメ由来の水溶性β-グルカン素材を得る。
【解決手段】海藻の一種であるアラメを熱水抽出し、得られる水溶液に各種酵素を添加して侠雑物を排除することにより、βグルカン素材を得る。これらは水溶解性に優れた新規構造のβグルカンであり、免疫賦活作用及び抗糖尿病効果を発現するので、健康機能食品用の素材として利用可能である。

抗VRSA剤

2008年11月26日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 特願2005-205986 公開番号 特開2006-273837
出願日 平成17年7月14日(2005.7.14)
公開日 平成18年10月12日(2006.10.12)
発明者 山瀬 利博 出願人 国立大学法人東京工業大学

発明の概要 【課題】 高い抗VRSA作用を有し、かつ人体への副作用の低い薬剤を提供すること。
【解決手段】 一般式: [XYyW12-yO40-z(O2)z]p- (I)、 [XYyW18-yO62-z(O2)z]p- (II)、 [{XYyW12-yO40-z-3(O2)z}2O3]p- (III)、 [{XYyW12-yO40-z-2(O2)z}2O2]p- (IV)又は [{XYyW12-yO40-z-3(O2)z}4O6]p- (V)で表されるヘテロポリ酸イオンの塩及びβ-ラクタム系抗生物質を有効成分とする抗VRSA剤。 J-Store >> 特許コード P06P004273

プラスミドDNAの精製方法及びプラスミドDNA精製用キット

2008年11月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2005-192605 公開番号 特開2007-006799
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
発明者 赤池 敏宏・チョウドリー、 エズハルル ホック
出願人 国立大学法人東京工業大学

発明の概要 【課題】 高純度のプラスミドDNAを簡便に且つ短時間で、大量に精製することが可能なプラスミドDNAの精製方法を提供する。
【解決手段】 細菌細胞をTris-EDTAバッファで懸濁し、さらに、NaOHと両イオン性界面活性剤である3-(ドデシルジメチル-アンモニオ)プロパンスルホン酸塩とを含んだ溶解バッファを加え、細胞を溶解する。次に、細胞溶解液にTrisバッファを加えて遠心分離することにより、プラスミドDNA、RNA、及び一部のタンパク質が緩やかに結合したタンパク質凝集体を沈殿させる。そして、沈殿物をTrisバッファで洗浄してタンパク質凝集体からRNAを除き、さらに、沈殿物にTEバッファ又は水を加え、タッピング又はボルテックスミキサで撹拌することにより、タンパク質凝集体からプラスミドDNAを溶出させる。最後に、遠心分離し、上清を回収することによりプラスミドDNAを得る。 J-Store >> 特許コード P06P004268

抗後天性免疫不全症候群ウイルス剤

2008年11月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2005-239877  公開番号 特開2007-055904
出願日 平成17年8月22日(2005.8.22)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
発明者 山瀬 利博・奥田 研爾・松井 清彦
出願人 国立大学法人東京工業大学

発明の概要 【課題】 既知の抗HIV剤に比べて強い抗AIDS作用を示し、かつ毒性の低い化合物を提供すること。
【解決手段】 一般式: [(BiW9O33)2V3O3]p- (1)[式中、pは9~12の整数を示す。]で表されるヘテロポリ酸イオンの塩を有効成分とする抗後天性免疫不全症候群ウイルス剤。 J-Store >> 特許コード P06P004287

遺伝子多型の検出方法および薬物のスクリーニング方法

2008年11月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2005-250084 公開番号 特開2007-060967
出願日 平成17年8月30日(2005.8.30)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
発明者 石川 智久・櫻井 亜季・田村 藍
出願人 国立大学法人東京工業大学

発明の概要 【課題】 アミノ酸変異を伴う遺伝子多型の中から、薬物トランスポーター、特にABCB1およびABCG2、の機能に大きく影響を及ぼすものを見出して、その医薬品への影響および遺伝子多型の臨床判別する方法を提供する。
【解決手段】 被検者のDNA試料について、薬物動態に影響をもたらすアミノ酸変異を伴う薬物トランスポーター遺伝子多型の有無を検出することにより、薬物の被検者体内での動態への影響を予測することを特徴とする遺伝子多型の検出方法、さらには薬物動態に影響をもたらすアミノ酸変異を伴う薬物トランスポーター遺伝子多型を被検薬物と接触させてその相互作用を検出することにより、該遺伝子多型によって影響をうける薬物をスクリーニングすることを特徴とする薬物のスクリーニング方法。遺伝子多型としては、ABCB1のAla893ProならびにABCG2のPhe208Ser、Ser248Pro、 Phe431LeuもしくはPhe489Leuが好適である。J-Store >> 特許コード P06P004293

固体支持体及びDNAチップ

2008年11月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2005-263722 公開番号 特開2007-078399
出願日 平成17年9月12日(2005.9.12)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
発明者 関根 光雄・清尾 康志・大窪 章寛
出願人 国立大学法人東京工業大学

発明の概要 【課題】 DNA又はオリゴヌクレオチドの固定化量及び結合強度の高いDNAチップ(遺伝子検出用マイクロアレイ)を製造するための固体支持体を提供すること。
【解決手段】 本発明の固体支持体は、担体表面に、下記一般式(1)で表わされる基が共有結合してなる。 -NH-CO-X-OY (1)(一般式(1)において、Xは、アルキル基で置換されていてもよい、炭素数1~50個のアルキレン基を表わすか、又は下記一般式(2)で表わされる基であり、Yは水素又はジメトキシトリチル基を表す。) -(R1-R2)n- (2)(一般式(2)において、R1はアルキル基で置換されていてもよいメチレン基、O又はNR3を表わし、R2はアルキル基で置換されていてもよいメチレン基を表し、R3は水素又はアルキル基を表し、nは1~25の整数を表す。) J-Store >> 特許コード P07P004304

インフルエンザウイルス感染阻害方法

2008年11月26日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2005-344531  公開番号 特開2007-145777
出願日 平成17年11月29日(2005.11.29)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
発明者 佐藤 智典・松原 輝彦   出願人 株式会社グライコメディクス

発明の概要 【課題】インフルエンザウイルス受容体結合性ペプチドのインフルエンザウイルス感染阻害活性を増強する方法、並びにそれを利用したインフルエンザウイルス感染阻害剤及びインフルエンザ予防・治療剤を提供すること。
【解決手段】インフルエンザウイルス受容体結合性ペプチドに対し、両親媒性を有するように前記ペプチドを修飾し、自己ペプチド集合体を形成させることにより、このペプチドのインフルエンザウイルス感染阻害活性を増強することができる。また、自己ペプチド集合体を形成したインフルエンザウイルス受容体結合性ペプチドを製剤化することにより、インフルエンザウイルス感染阻害剤及びインフルエンザ予防・治療剤を作製することができる。 J-Store >> 特許コード P07P004643