バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

輸血前後の感染症マーカー検査についての日本輸血・細胞治療学会運用マニュアル

2008年11月02日 | 医療 医薬 健康
熊川 みどり1)8), 長井 一浩2)8), 豊嶋 崇徳3)8), 水落 利明4)8), 佐竹 正博5)8), 佐川 公矯6)8), 高橋 孝喜7)8), 山口 一成4)8)
1) 福岡大学病院輸血部
2) 長崎大学医学部・歯学部附属病院輸血部
3) 九州大学病院遺伝子・細胞療法部
4) 国立感染症研究所血液・安全性研究部
5) 東京都赤十字血液センター
6) 久留米大学病院臨床検査部
7) 東京大学医学部附属病院輸血部
8) 日本輸血・細胞治療学会輸血感染症対策タスクフォース
日本輸血細胞治療学会誌 Vol. 53 (2007) , No. 6 p.602-606

平成16年9月厚生労働省は輸血前後の感染症マーカー検査の在り方について検討し, 「輸血療法の実施に関する指針」を一部改正した. その中で, 輸血前検査としてHBs抗原, HBs抗体, HBc抗体, HCV抗体, HCVコア抗原, HIV抗体を検査して感染の状況を把握し, 輸血後に“医師が感染リスクを考慮し, 感染が疑われる場合などに”HBV (NAT), HCVコア抗原, HIV抗体検査等を行う必要がある, としている. これを受けて日本輸血・細胞治療学会が運用マニュアルを作成した.


感染症に対抗する代替医薬品としてのプロバイオティクス

2008年11月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2007-217628 出願日 : 2007年7月26日
公開番号 : 特許公開2008-44945 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 有限会社ヘルスビジョン 発明者 : ジェ・ジュ リン

発明の名称 : 感染症に対抗する代替医薬品としてのプロバイオティクス

【課題】鳥コクシジウム症、またパルボウイルスなどの感染症など、病原性微生物、ウイルス、菌類、寄生虫、原虫などによる感染症にかかった鳥、魚、哺乳動物に対して、液体性免疫と細胞性免疫の両方へ作用する有効な代替療法の提供。
【解決手段】乳酸菌のPediococcus acidilactici、と酵母菌のSaccharomyces cerevisiae boulardii、とを粉末状にした混合プロバイオティクス。 明細書Text >> J-tokkyo

カテキン誘導体の製造方法

2008年11月02日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-78393 出願日 : 2007年3月26日
公開番号 : 特許公開2008-239504 公開日 : 2008年10月9日
出願人 : 株式会社フローラ 発明者 : 二村 芳弘

発明の名称 : カテキン誘導体の製造方法

【課題】副作用が弱く、優れた脂肪分解作用を有するカテキン誘導体、それからなる食品製剤、化粧品、抗肥満薬の提供。
【解決手段】カテキンとカプリル酸、パルミチン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、アルファ-リポ酸、ガンマーリノレン酸、ステアリン酸、メチルステアリン酸、ラウリル酸、14-メチルパルミチン酸のいずれかとエステル結合してなる脂肪分解作用を有するカテキン誘導体。該カテキン誘導体は、緑茶葉の粉砕物と脂肪酸類とエステル交換用リパーゼを添加し加温、又は、緑茶葉の粉砕物と魚類、大豆と納豆菌により発酵し、植物油で抽出して得られる。該カテキン誘導体を含有する、食品製剤、化粧品又は抗肥満薬。

慶大:iPS細胞使いマウスの神経難病治療に成功

2008年11月02日 | 医療 医薬 健康
 さまざまな細胞や組織に分化する能力を持つ「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を使ってマウスの神経難病を治すことに、慶応大が成功した。岡野栄之・同大医学部教授(再生医学)は「ヒトの治療への応用には時間がかかるが、iPS細胞の効果を確認できた」と話している。毎日新聞(web版)2008-11-01