バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プラスミドDNAの精製方法及びプラスミドDNA精製用キット

2008年11月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2005-192605 公開番号 特開2007-006799
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
発明者 赤池 敏宏・チョウドリー、 エズハルル ホック
出願人 国立大学法人東京工業大学

発明の概要 【課題】 高純度のプラスミドDNAを簡便に且つ短時間で、大量に精製することが可能なプラスミドDNAの精製方法を提供する。
【解決手段】 細菌細胞をTris-EDTAバッファで懸濁し、さらに、NaOHと両イオン性界面活性剤である3-(ドデシルジメチル-アンモニオ)プロパンスルホン酸塩とを含んだ溶解バッファを加え、細胞を溶解する。次に、細胞溶解液にTrisバッファを加えて遠心分離することにより、プラスミドDNA、RNA、及び一部のタンパク質が緩やかに結合したタンパク質凝集体を沈殿させる。そして、沈殿物をTrisバッファで洗浄してタンパク質凝集体からRNAを除き、さらに、沈殿物にTEバッファ又は水を加え、タッピング又はボルテックスミキサで撹拌することにより、タンパク質凝集体からプラスミドDNAを溶出させる。最後に、遠心分離し、上清を回収することによりプラスミドDNAを得る。 J-Store >> 特許コード P06P004268

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