バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アルツハイマー病の記憶障害改善に道 - GABA受容体阻害剤が有効、マウス実験で確認

2008年11月05日 | 医療 医薬 健康
─ アルツハイマー病の脳では、「βアミロイド」と呼ばれるタンパク質が大脳皮質や海馬に凝集して、老人斑を形成する。遺伝性のアルツハイマー病患者では、βアミロイドの凝集が若年期に起こる。一方、大多数を占める非遺伝性のアルツハイマー病は、老年期に発症することから、脳の老化が最も大きな要因であるともいえる。今回、理研の研究チームは、埼玉大学と協力し、「β-アミロイドの凝集」と「老化」の二つの要因を分離し検討するため、マウスで実験を行った。その結果、この二つの異なる要因がそれぞれ、「GABA抑制」を異常に促進し、記憶障害を引き起こすことが明らかになった。これは、記憶障害を改善する新たな治療方法の可能性を示すものである。この成果について、吉池裕二研究員に話を聞いた ─

 脳科学総合研究センター アルツハイマー病研究チーム
 吉池裕二 研究員
 http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2008/nov/index.html#spo_01

●プレスリリースはこちらをご覧ください↓
 http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080821/index.html

ウイルス感染症の予防・治療

2008年11月05日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-177195 出願日 : 2006年6月27日
公開番号 : 特許公開2008-5722 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 金川 修身

発明の名称 : ウイルス感染症の予防・治療

【課題】急性及び慢性のウイルス感染症、あるいは癌の新規免疫療法およびそのための薬剤の提供。
【解決手段】生体にとって望ましくない異常細胞で特異的に発現するリガンドを認識するNK細胞レセプターの細胞外ドメインと、ITAM配列を含むシグナル伝達アダプター分子の全部もしくは一部とを含むキメラレセプターを発現する細胞傷害性T細胞を含有してなる、該異常細胞の除去剤、急性及び慢性ウイルス感染症、癌などの予防・治療剤。上記細胞傷害性T細胞を投与することを含む異常細胞の除去方法。 明細書Text >> J-tokkyo

UDP-ラムノ-スの製造方法

2008年11月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-204421 出願日 : 2006年7月27日
公開番号 : 特許公開2008-124 公開日 : 2008年1月10日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 岡 拓二 外1名

発明の名称 : UDP-ラムノ-スの製造方法

【課題】 多機能なラムノ-ス付加糖鎖を合成するために必要なUDP-ラムノ-スの効率のよい生産方法を確立し、より大量に供給することにある。
【課題解決手段】
シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)由来のUDP-glucose4,6-dehydratase-3,5-epimerase/4-keto reductaseをコ-ドする遺伝子(RHM2遺伝子)を宿主細胞内で発現させるか、あるいは該遺伝子中のUDP-glucose 4,6-dehydrataseドメインをコ-ドする遺伝子(RHM2-N)及びUDP-4-keto-6-deoxy-glucose 3,5-epimerase/4-keto reductaseドメインをコ-ドする遺伝子(RHM2-C)を宿主細胞内で共発現させ、細胞内に蓄積したUDP-ラムノ-スを抽出する。もしくは、産生する酵素系によりin vitroでUDP-グルコ-スをUDPラムノ-スに変換する。 明細書Text >> J-tokkyo

生物学的試料からのRNA及びDNAの単離

2008年11月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-152607 出願日 : 2007年6月8日
公開番号 : 特許公開2008-5839 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : ミリポア・コーポレイション 発明者 : キヤスリーン・オンジエナ 外1名

発明の名称 : 生物学的試料からのRNA及びDNAの単離

【課題】複数の膜を含むフィルター装置を使用して試料から核酸を単離する方法に関する。又、試料から核酸を単離するのに適した、複数の膜を含む装置及びキットも提供する。
【解決手段】細胞試料を破砕等により抽出した上清を多糖を含む第一の膜(多糖膜、例えばセルロース膜)でRNA画分を吸着し、その上清又は第一の膜の濾液を第二の膜(シリケート膜、例えばグラスファイバー膜)でDNA画分を吸着する。それぞれの膜から溶離、洗浄操作等でDNA、RNAの単離を行なう。 明細書Text >> J-tokkyo

アルツハイマー病用のトランスジェニック動物モデル

2008年11月05日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-219852 出願日 : 2007年8月27日
公開番号 : 特許公開2008-54678 公開日 : 2008年3月13日
出願人 : ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : ベルント・ゾマー 外1名

発明の名称 : アルツハイマー病用のトランスジェニック動物モデル

【課題】神経変性疾患、特にアルツハイマー病(AD)の処置用の潜在的治療剤を試験するのに有用なアミロイド前駆体タンパク質の遺伝子導入(トランスジェニック)操作に関する動物モデルを提供すること。
【解決手段】Thy-1プロモーターエレメントに機能的に連結したスウェーデン変異を含むヒトAPPポリペプチドをコードするポリヌクレオチドからなる組換えDNA構築物を使用して動物モデルを作成することにより解決される。 明細書Text >> J-tokkyo

出願番号 : 特許出願平10-506589 出願日 : 1997年7月23日
公表番号 : 特許公表2000-515743 公表日 : 2000年11月28日
出願人 : ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : ゾマー,ベルント 外1名

発明の名称 : アルツハイマー病用のトランスジェニック動物モデル

神経変性疾患、特にアルツハイマー病(AD)の処置用の潜在的治療剤を試験するのに有用なアミロイド前駆体タンパク質の遺伝子導入(トランスジェニック)操作に関する動物モデル。

鶏大腸菌由来弱毒変異株、鶏大腸菌対策用ワクチン、免疫方法及び鶏用ワクチンベクター

2008年11月05日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-237329 出願日 : 2006年9月1日
公開番号 : 特許公開2008-54614 公開日 : 2008年3月13日
出願人 : 財団法人日本生物科学研究所 発明者 : 永野 哲司 外1名

発明の名称 : 鶏大腸菌由来弱毒変異株、鶏大腸菌対策用ワクチン、免疫方法及び鶏用ワクチンベクター

【課題】多大な経済的被害をもたらす鶏大腸菌症に対して、注射以外の簡便な投与方法により、ブロイラーコマーシャル鶏にも適用可能な、安全で有効な弱毒生ワクチン株を提供する。
【解決手段】鶏大腸菌株由来で、最も高頻度に分離される血清型の078型菌株で、サイクリックAMPリセプター蛋白質(crp)をコードする遺伝子の機能が不活性化され、復帰変異の可能性がゼロにされた、受託番号:FERM P-20986として寄託された鶏大腸菌由来弱毒変異株AESN1331。 明細書Text >> J-tokkyo

突然変異を起こした細胞が光る実験動物の作製とその利用

2008年11月05日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-212031 出願日 : 2007年8月16日
公開番号 : 特許公開2008-67696 公開日 : 2008年3月27日
出願人 : 野田 朝男 発明者 : 野田 朝男 外1名

発明の名称 : 突然変異を起こした細胞が光る実験動物の作製とその利用

課題】 食品や医薬品、環境変異源、放射線などの安全性を生物個体レベルで評価するために体細胞や生殖細胞で誘発される突然変異をin vivoで検出する実験系を提供する。
【解決手段】 ES細胞に内在性の遺伝子の重複を導入する。その際、重複遺伝子部分の3'端にインフレームで蛍光タンパク質をコードする遺伝子部分を結合させることにより、内在性遺伝子の重複とそれに蛍光タンパク質をコードする遺伝子が合体したノックイン動物を作製する。 明細書Text >> J-tokkyo

膵島保存方法、膵島保存用容器及び膵島移植用キット

2008年11月05日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-186105 出願日 : 2006年7月5日
公開番号 : 特許公開2008-11778 公開日 : 2008年1月24日
出願人 : ニプロ株式会社 外1名 発明者 : 後藤 昌史 外2名

発明の名称 : 膵島保存方法、膵島保存用容器及び膵島移植用キット

【課題】本発明は、膵島を有効に保存するための膵島保存方法、膵島保存用容器および膵島移植用キットを提供することを課題とする。
【解決手段】容器の壁面の少なくとも一部が酸素透過係数が2500cm3/m2・day・atm以上のフィルムからなる膵島保存用容器内に膵島を含む液を保存する方法による。また、容器の壁面の少なくとも一部が二酸化炭素透過係数が1000~20000cm3/m2・day・atm以上のフィルムからなる膵島保存用容器内に膵島を含む液を保存する方法による。さらに、上記方法に使用される膵島保存用容器、および該膵島保存用容器からなる膵島移植用キットによる。 明細書Text >> J-tokkyo

セイヨウシバ由来の新規β-1,3-グルカナーゼ

2008年11月05日 | 環境 自然  生態
出願番号 : 特許出願2006-189310 出願日 : 2006年7月10日
公開番号 : 特許公開2008-11833 公開日 : 2008年1月24日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 古賀 大三 外2名

発明の名称 : セイヨウシバ由来の新規β-1,3-グルカナーゼ

【課題】本発明は、農薬や抗真菌剤など対象とする植物体の外部から与えることが可能な殺生物剤の成分として、新規なβ-1,3-グルカナーゼ遺伝子、その遺伝子のコードするタンパク質、並びにβ-1,3-グルカナーゼの生産方法を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題の解決のため、本発明は、寒さや病気に強いことが知られているセイヨウシバ(Agrostis alba)に由来する新規なβ-1,3-グルカナーゼ遺伝子、その遺伝子のコードするタンパク質、並びにβ-1,3-グルカナーゼの生産方法を提供する。 明細書Text >> J-tokkyo

幹細胞の培養方法及びその培地

2008年11月05日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-242642 出願日 : 2006年9月7日
公開番号 : 特許公開2008-61569 公開日 : 2008年3月21日
出願人 : 東洋紡績株式会社 発明者 : 高橋 秀和

発明の名称 : 幹細胞の培養方法及びその培地

【課題】本発明は、優れた増殖能を有し、且つ高い分化能を維持したまま間葉系幹細胞を継代培養することで、高い分化能を有する間葉系幹細胞を大量に提供することを課題とする。培養方法ならびに培地を提供する事を課題とする。
【解決手段】セロトニン及びp38MAPキナーゼ阻害剤を含む培地で培養することで未分化能の維持をはかる。明細書Text >> J-tokkyo