─ アルツハイマー病の脳では、「βアミロイド」と呼ばれるタンパク質が大脳皮質や海馬に凝集して、老人斑を形成する。遺伝性のアルツハイマー病患者では、βアミロイドの凝集が若年期に起こる。一方、大多数を占める非遺伝性のアルツハイマー病は、老年期に発症することから、脳の老化が最も大きな要因であるともいえる。今回、理研の研究チームは、埼玉大学と協力し、「β-アミロイドの凝集」と「老化」の二つの要因を分離し検討するため、マウスで実験を行った。その結果、この二つの異なる要因がそれぞれ、「GABA抑制」を異常に促進し、記憶障害を引き起こすことが明らかになった。これは、記憶障害を改善する新たな治療方法の可能性を示すものである。この成果について、吉池裕二研究員に話を聞いた ─
脳科学総合研究センター アルツハイマー病研究チーム
吉池裕二 研究員
http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2008/nov/index.html#spo_01
●プレスリリースはこちらをご覧ください↓
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080821/index.html
脳科学総合研究センター アルツハイマー病研究チーム
吉池裕二 研究員
http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2008/nov/index.html#spo_01
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