バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

筋萎縮性側索硬化症の治療剤のスクリーニング方法

2008年11月24日 | 医療 医薬 健康
【発明者】中川原 章・劉 天玲・好田 忠行
【公開番号】 特開2008-61505 【公開日】 平成20年3月21日

【課題】本発明は、家族性若年性筋萎縮性側索硬化症(ALS2)の治療剤のスクリーニング方法を提供することを目的とする。

【構成】細胞におけるTollipの発現を抑制する物質を家族性若年性筋萎縮性側索硬化症の治療剤と判定する工程を備える、家族性若年性筋萎縮性側索硬化症の治療剤のスクリーニング方法、細胞におけるTollipの細胞質から細胞核への移行を促進する物質を家族性若年性筋萎縮性側索硬化症の治療剤と判定する工程を備える、家族性若年性筋萎縮性側索硬化症の治療剤のスクリーニング方法、及び細胞におけるTollipとIRAK-1との相互作用を阻害する物質を、家族性若年性筋萎縮性側索硬化症の治療剤と判定する工程を備える、家族性若年性筋萎縮性側索硬化症の治療剤のスクリーニング方法。 明細書Text >> J-tokkyo

増殖能を有する微生物の検出方法

2008年11月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
【発明者】丸山 幸治・雜賀 健
【課題】固体表面や環境表面、ヒトの手掌等の皮膚表面等の被験面に付着した増殖能を有する微生物を、迅速かつ簡便に検出できる微生物の検出方法を提供すること。
【構成】1)粘着シートの粘着面に微生物を捕集する工程、2)前記微生物を捕集した後の粘着シートの粘着面を寒天培地と接触させた状態で微生物の培養を行い、コロニーを形成させる工程、3)前記コロニーを形成した後の粘着シートと寒天培地とからなる積層物をスキャナで撮像して被験画像を得る工程、及び4)前記被験画像を解析してコロニー数を判定する工程を含む、増殖能を有する微生物の検出方法。 明細書Text >> J-tokkyo

造血幹細胞移植療法の施行患者の病態把握方法

2008年11月24日 | 医療 医薬 健康
【発明者】伊神 恒・小野 智子・古崎 文雄・米山 彰子・池田 千秋
【公開番号】 特開2008-61622 【公開日】 平成20年3月21日

【課題】造血幹細胞移植療法を施行する及び/又は施行した患者の病態の把握方法及びその把握用キットを提供する。
【構成】前記把握方法では、フォンヴィルブランド因子(vWF)切断酵素(ADAMTS13)の量及び/又は酵素活性(好ましくは、更にvWFの量)を分析する。前記把握用キットは、ADAMTS13に特異的に結合する抗体又はその断片を含む。 明細書Text >> J-tokkyo

クッパー細胞の活性化状態を判定する方法

2008年11月24日 | 細胞と再生医療
【発明者】村山 寛(ヤマサ醤油株式会社)
【公開番号】 特開2008-43271 【公開日】 平成20年2月28日

【課題】クッパー細胞の活性化状態を簡便な方法で判定する方法の提供する。
【構成】サンプル中のオルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ(OCT)濃度を測定し、得られたOTC濃度又は当該OCT濃度と他の肝臓特異的細胞障害マーカー濃度との比を指標にクッパー細胞の活性化状態を判定する。 明細書Text >> J-tokkyo

ラットまたはマウスの前癌病変の検出方法および物質の発癌性のスクリーニング方法

2008年11月24日 | 医療 医薬 健康
【発明者】鰐渕 英機 【出願人】財団法人大阪産業振興機構
【公開番号】 特開2008-11709 【公開日】 平成20年1月24日

【課題】マウスまたはラットにおける前癌病変または癌病変を確実に検出する検出方法と、物質に起因する発癌性を予測するスクリーニング方法とを提供する
【構成】本発明のラットまたはマウスの前癌病変または癌病変の検出方法は、ラットまたはマウス細胞に特異的に発現するサイトケラチン8の遺伝子の発現を検出することにより行う。 明細書Text >> J-tokkyo

心筋再生評価方法

2008年11月24日 | 医療 医薬 健康
【発明者】林 孔華・増田 芳子・富樫 恭子
【公開番号】 特開2008-67646 【公開日】平成20年3月27日

【課題】少ない心筋細胞を用いて、in vitroで、短期間に確実に心筋細胞の再生効果を評価する。
【構成】単独で拍動を行わない密度の心筋細胞からなるサンプルを用意するステップS1と、用意されたサンプルに評価対象物質を添加するステップS2と、該評価対象物質が添加されたサンプルを培養するステップS3と、培養後のサンプルの拍動の有無および/または拍動の強さを評価するステップS5とを含む心筋再生評価方法を提供する。 明細書Text >> J-tokkyo

ペニシリン耐性B群連鎖球菌を識別する方法及び識別用キット

2008年11月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
ペニシリン耐性B群連鎖球菌(GroupBstreptococcus)を識別する方法及び識別用キット
【発明者】木村 幸司・黒川 博史・荒川 宜親
【課題】ペニシリン耐性B群連鎖球菌(Group B streptococcus)を簡便に識別できる方法及びキットを提供する。
【構成】検出対象である菌が塗布された固体培地の表面に、オキサシリン、セフチゾキシム、またはセフチブテン(薬剤)を点在させ、上記固体培地を培養し、培養後、上記薬剤の周囲に形成される阻止円の大きさの基準値との違いにより、検出対象である菌がペニシリン耐性B群連鎖球菌であるか否かを識別する方法。ストリップ状の基体にオキサシリン、セフチゾキシム、およびセフチブテンを、距離を置いて配置したペニシリン耐性B群連鎖球菌識別用キット。オキサシリン、セフチゾキシム、またはセフチブテンを段階的に希釈して含有する複数の液体培地を用意し、各液体培地に、検出対象である菌を接種し、培養を行い、培養後、最小阻止濃度(MIC)の低下の有無および/または程度から、検出対象である菌がペニシリン耐性B群連鎖球菌であるか否かを識別する方法。 明細書Text >> J-tokkyo

細胞からの代謝物質の抽出方法

2008年11月24日 | 細胞と再生医療
【発明者】大橋 由明・平山 明由・石川 貴正
【公開番号】 特開2008-5778 【公開日】 平成20年1月17日
【課題】メタボローム等の代謝物質を細胞から効率的に抽出する。
【構成】細胞を超音波により溶媒(メタノール22)中に懸濁した後で、該メタノール22、クロロホルム36、水32の共存下で細胞を処理することで、メタボロームを抽出する。前記細胞は、例えば、ポリカーボネート製トラックエッチドスクリーンフィルタ14で補集することができる。 明細書Text >> J-tokkyo

新規なバイオビーズの作製方法

2008年11月24日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2002-083331 公開番号 特開2003-274950
特許番号 特許第4022614号
出願日 平成14年3月25日(2002.3.25)
公開日 平成15年9月30日(2003.9.30)
発明者 福井 希一
小林 昭雄
原島 俊
長森 英二
曽根 岳史
出願人 国立大学法人大阪大学

発明の概要 PEG 法において適用することが可能であって、高い形質転換効率を可能とする新規なバイオビーズを提供することが本発明の課題である。本発明により、低粘度のアルギン酸ナトリウムを用いて調製したアルギン酸カルシウムの微細なゲルに、外来性遺伝物質又は生理活性物質を固定化させたことを特徴とする、新規なバイオビーズが与えられた。更に本発明により、そのバイオビーズを用いて外来性遺伝物質又は生理活性物質を効率的に細胞内へ導入するための方法が与えられた。低粘度のアルギン酸ナトリウムを用いて調製した本発明のバイオビーズの粒径は小さく、本発明のバイオビーズと細胞が接触する機会は多くなる可能性がある。本発明のバイオビーズを用いたところ、高い効率での細胞の形質転換が達成された。 J-Store >> 特許コード P03A003255