バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

精子幹細胞の生体外における増殖方法

2008年11月16日 | 細胞と再生医療
発明の名称 精子幹細胞の生体外における増殖方法、その方法を利用して増殖された精子幹細胞、および精子幹細胞の生体外増殖に用いられる培地添加剤キット
国際出願番号 PCT/JP2004/004612 国際公開番号 WO 2004/092357
国際出願日 平成16年3月31日(2004.3.31)
国際公開日 平成16年10月28日(2004.10.28)
発明者 篠原 隆司・篠原 美都  出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】本発明は、哺乳類などの精子幹細胞を生体外(in vitro)で増殖させる方法であって、精子幹細胞を培養するための培地(培養液)に、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)又はその均等物、および白血病抑制因子(LIF))が含まれるという点を特徴とする方法を提供する。本発明の方法によれば、精子幹細胞を発生工学的に利用可能な程度に生体外で増殖させることができる。 J-Store >> 特許コード P08S000083

凍結精子幹細胞由来の子孫を作成する方法

2008年11月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2005-513442
国際出願番号 PCT/JP2004/012177 国際公開番号 WO 2005/020679
国際出願日 平成16年8月25日(2004.8.25)
国際公開日 平成17年3月10日(2005.3.10)
発明者 篠原 隆司・篠原 美都  出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】本発明は、凍結精子幹細胞由来の子孫を作成する方法であって、ドナー動物由来の凍結精子幹細胞を用いて雄性レシピエント動物の生殖器官内で精子を形成させて繁殖用雄性個体を得、該個体を用いてドナー動物の精子幹細胞由来の動物個体を作成する方法を提供する。 J-Store >> 特許コード P08S000084

精巣細胞由来多能性幹細胞の製造方法

2008年11月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2006-512244
国際出願番号 PCT/JP2004/017125 国際公開番号 WO 2005/100548
国際出願日 平成16年11月11日(2004.11.11)
国際公開日 平成17年10月27日(2005.10.27)
発明者 篠原 隆司・篠原 美都   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】本発明は、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)又はその均等物を含む培地を用いて精巣細胞を培養し、多能性幹細胞を得ることを含む、多能性幹細胞の製造方法を提供する。当該培地は更に白血病抑制因子(LIF)、上皮細胞成長因子(EGF)、塩基性繊維芽細胞成長因子(bFGF)等を含むことができる。本発明の製造方法を用いれば、従来受精卵や胚などからのみ得ることの出来た多能性幹細胞を、出生後の個体から製造することが可能である。当該多能性幹細胞を用いれば、自家移植のための組織適合性を有する多様な組織を構築することが可能であり、再生医療や遺伝子治療等の医学分野において有用である。また、当該多能性幹細胞はトランスジェニック動物やノックアウト動物等の作成に用いることが出来るので、バイオテクノロジー分野において有用である。 J-Store >> 特許コード P08S000086

生体内精子形成細胞への遺伝子導入方法

2008年11月16日 | からだと遺伝子
出願番号 特願2006-514015
国際出願番号 PCT/JP2005/010002 国際公開番号 WO 2005/115133
国際出願日 平成17年5月25日(2005.5.25)
国際公開日 平成17年12月8日(2005.12.8)
発明者 篠原 隆司・篠原 美都   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】本発明は、目的遺伝子が導入された生殖細胞を保持する非ヒト脊椎動物の製造方法であって、セルトリ細胞間のタイトジャンクションが存在していない非ヒト脊椎動物の精巣内へ該目的遺伝子を注入することにより該目的遺伝子を生殖細胞へ導入し、該目的遺伝子が導入された該生殖細胞を保持する非ヒト脊椎動物を得ることを特徴とする方法を提供する。本発明の方法を用いれば、これまでインビトロでの形質導入が困難であった動物種や系統においても、目的遺伝子が導入された生殖細胞、特に精原幹細胞を保持する個体を極めて高い効率で得ることが可能である。また、精巣内の精原幹細胞の数を減らすことなく遺伝子導入が達成されるので、インビトロでの生殖細胞への形質導入時と比較して、遺伝子が注入される雄の生殖力が保持され、トランスジェニック精子やトランスジェニック動物を容易に製造することが可能である。 J-store >> 特許コード 000087

レトロウイルス組込み標的核酸

2008年11月16日 | からだと遺伝子
出願番号 特願2006-531909
国際出願番号 PCT/JP2005/015255 国際公開番号 WO 2006/022249
国際出願日 平成17年8月23日(2005.8.23)
国際公開日 平成18年3月2日(2006.3.2)
発明者 鶴山 竜昭 出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】 レトロウイルスの組込みの標的となりうる活性を有する核酸、この核酸を含む抗ウイルス剤、この核酸を含むベクター、レトロウイルス疾患の治療方法、ならびに簡便で再現性がよく感度の高いレトロウイルス組込み標的活性についての核酸の試験方法を提供する。 本発明の核酸は、モチーフ配列:5’-α1-α2-・・・-αn-X-βn-・・・-β2-β1-3’(式中、α1~αnはそれぞれ配列5’-CACAGTG-3’又は5’-CACTGTG-3’のうち連続する4~7塩基からなる配列を表し、Xは0~10個の塩基からなる任意の配列を表し、β1~βnはそれぞれ前記配列α1~αnに対して逆方向に実質的に相補的な4~7塩基からなる配列を表し、nは1以上の整数を表し、隣接する各α1~αn及びβ1~βnの間にはそれぞれ1~数個の塩基からなる任意の配列が存在してもよい)と、その上流隣接配列及び下流隣接配列とからなる実質的な回文配列を有し、レトロウイルス組込み標的活性を有する核酸である。 J-Store >> 特許コード P08S000088

雄性生殖系列幹細胞のインビトロでの増殖方法

2008年11月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2006-535185
国際出願番号 PCT/JP2005/016995 国際公開番号 WO 2006/028278
国際出願日 平成17年9月8日(2005.9.8)
国際公開日 平成18年3月16日(2006.3.16)
発明者 篠原 隆司・篠原 美都   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】培養の安定が多数種類のサイトカイン等の因子に依存しておらず、より安定な雄性生殖系列幹細胞の増殖方法を提供する。具体的には、本発明は、実質的にGDNF作動性化合物のみを増殖補助因子として含む培地中で増殖可能な分化段階にある雄性生殖系列幹細胞の増殖方法を提供する。本発明の増殖方法を用いれば、培養の安定が従来法と比較してより少数の因子に依存しているので、雄性生殖幹細胞としての能力を維持した状態で、雄性生殖系列幹細胞をより安定に増殖させることが可能である。 J-Store >> 特許コード P08S000089

新規P450遺伝子およびそれを用いた有用イソキノリンアルカロイド生産

2008年11月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2006-238805 公開番号 特開2008-054644
出願日 平成18年9月4日(2006.9.4)
公開日 平成20年3月13日(2008.3.13)
発明者 佐藤 文彦・池澤 信博   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】イソキノリンアルカロイド生合成に関与する新規なP450酵素、および該酵素を触媒として作用させ、コリツベリンの産生方法の提供。
【解決手段】オウレン由来である特定の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含む遺伝子、および特定のアミノ酸配列からなる炭素-炭素カップリング反応を触媒するP450酵素の活性を有するタンパク質。該タンパク質を触媒として作用させ、基質であるレチクリンをコリツベリンに変換する、コリツベリンの産生方法。J-Store >> 特許コード P08A013537

微生物由来の菌体外プロテアーゼを生産するためのベクターおよびその利用

2008年11月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2006-268935 公開番号 特開2008-086226
出願日 平成18年9月29日(2006.9.29)
公開日 平成20年4月17日(2008.4.17)
発明者 井上 國世・保川 清・草野 正雪  出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】微生物由来の菌体外プロテアーゼの自己触媒的切断活性に依存することなく、当該プロテアーゼを菌体外にて生産すること。
【解決手段】微生物由来の菌体外プロテアーゼの成熟配列とプロ配列とを、別々のポリペプチドとして独立して発現し得る発現ベクターを提供する。J-Store >> 特許コード P08A013540

胚性幹細胞の維持方法

2008年11月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2006-051115  公開番号 特開2007-228815
出願日 平成18年2月27日(2006.2.27)
公開日 平成19年9月13日(2007.9.13)
発明者 國貞 隆弘・本橋 力   出願人 国立大学法人岐阜大学

発明の概要
【課題】培養コストを低減でき、しかも培地中への添加物の影響を受けにくく再現性に優れる未分化性を維持させた状態でES細胞を培養する方法の提供。
【解決手段】フィーダー細胞の非存在下、無血清培地中で胚性幹細胞を浮遊培養する方法。該培養方法によって維持された胚性幹細胞。基本培地に白血病抑制因子、ポリビニルアルコール、L-グルタミン、インスリン、トランスフェリン、セレニウム、2-メルカプトエタノール及び抗生物質を添加したマウス胚性幹細胞維持用の無血清培地。 J-Store >> 特許コード P08P004728

血小板活性化因子の合成機能を有する遺伝子

2008年11月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2007-029643 公開番号 特開2008-193913
出願日 平成19年2月8日(2007.2.8)
公開日 平成20年8月28日(2008.8.28)
発明者 玉置 尚徳・熊谷 英彦・中山 玲子
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】PAFの生合成において中心的に関与するLysoPAF-ATをコードする遺伝子を特定して、LysoPAF-ATのアミノ酸配列情報及び該遺伝子の塩基配列情報を利用可能にする。
【解決手段】LysoPAF及びアセチルCoAを基質として血小板活性化因子を生成する酵素活性を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする遺伝子であって、該アミノ酸配列が下記のいずれかのアミノ酸配列:(1)出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)由来の特定のアミノ酸配列;(2)上記アミノ酸配列において1から数個のアミノ酸の欠失、置換、及び/又は付加を有するアミノ酸配列;又は(3)上記アミノ酸配列に対して70%以上の相同性を有するアミノ酸配列である遺伝子。 J-Store >> 特許コード P08A013730