バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

葉酸、ビタミンBはがんリスクに影響しないようだ

2008年11月07日 | 医療 医薬 健康
Folic acid, B vitamins do not appear to affect cancer risk
4-Nov-2008 
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-11/jaaj-fab103008.php
JAMAの11月5日号に発表された研究によれば、葉酸とビタミンB6とB12の組み合わせを含むサプリメントを毎日摂ることはがん全体のリスクには有意な影響はない。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20081105#p1

新規なアデノシンA3受容体調節剤

2008年11月07日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-554173 出願日 : 2006年2月1日
公表番号 : 特許公表2008-538099 公表日 : 2008年10月9日
出願人 : キング・ファーマシューティカルズ・リサーチ・アンド・デベロプメント・インコーポレイティッド 発明者 : ピアー バラルディ 外3名

発明の名称 : 新規なアデノシンA3受容体調節剤

アデノシンA3受容体に対する新規なアンタゴニスト群が開示されている。これらの化合物は、A3受容体が介在する多くの疾患及び病状のための治療剤として有用である。本発明の化合物は、A3受容体の診断薬としても有用である。

結腸癌および膵臓癌のための、組換え型モノクローナル抗体および対応する抗原

2008年11月07日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2008-506789 出願日 : 2006年4月14日
公表番号 : 特許公表2008-538289 公表日 : 2008年10月23日
出願人 : ネオジェニックス オンコロジー, インコーポレイテッド 発明者 : アーレン, マイレン 外3名

発明の名称 : 結腸癌および膵臓癌のための、組換え型モノクローナル抗体および対応する抗原

本発明の目的は、ヒト結腸直腸癌および膵癌関連抗原(CPAA)の抗原ならびにエピトープに対して特異性を有する、組換え型モノクローナル抗体または組換え型モノクローナル抗体の部分(ペプチド)を提供することである。したがって、本発明の目的は、CPAAタンパク質およびペプチドに特異性を有する組換え型モノクローナル抗体またはその部分を提供することである。本発明は、ヒト結腸直腸および膵癌関連抗原(CPAA)に結合する、精製または高純度の組換え型モノクローナル抗体を、その抗体の鎖をコードする核酸配列、ならびにその核酸に対応するアミノ酸配列およびその配列の用途と共に提供する。

腫瘍内の不均一または混合細胞集団を排除する方法

2008年11月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-506808 出願日 : 2006年4月14日
公表番号 : 特許公表2008-538365 公表日 : 2008年10月23日
出願人 : イミュノジェン・インコーポレーテッド 発明者 : ゴールドメイカー,ヴィクター・エス 外6名

発明の名称 : 腫瘍内の不均一または混合細胞集団を排除する方法

不均一または混合細胞集団からなる腫瘍を死滅または阻害する方法を記載する。腫瘍の死滅または阻害は、特定の細胞集団に発現すると推測されるユニークリガンドを選択的にターゲティングし、かつそのユニークリガンドを欠如する細胞集団をも死滅させることにより達成される。これらのコンジュゲートは特定の細胞集団へ送達されてこれらの細胞を死滅させ、かつ細胞毒性薬物が放出されて非ターゲット細胞を死滅させ、これにより腫瘍を排除するので、療法用として有用である。

癌と関連するガンマレトロウイルス

2008年11月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-505606 出願日 : 2006年4月7日
公表番号 : 特許公表2008-538494 公表日 : 2008年10月30日
出願人 : ザ クリーブランド クリニック ファウンデーション 外1名 発明者 : シルバーマン,ロバート 外4名

発明の名称 : 癌と関連するガンマレトロウイルス

本発明は、ウイルスをコードする単離された核酸配列; 該ウイルスのアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチド;該ウイルスの核酸配列を含むベクター; 該ベクターを含む細胞; 該ウイルスに結合特異性を有する抗体およびその抗原結合断片; 該ウイルスの検出またはスクリーニング方法 (例えば、個体において);該ウイルスを阻害する薬剤の同定方法; 該ウイルスに対する免疫応答の誘導方法;個体におけるXMRVの存在と関連する疾患(例えば、前立腺癌などの癌) の処置方法; 無症候性癌 (例えば、前立腺癌)の検出方法;癌(例えば、前立腺癌)を発症するリスクのある個体の同定方法; ならびに該ウイルスを検出するためのキットを提供する。

マイクロアレイ及びエストロゲン類似活性化合物の活性評価方法

2008年11月07日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-312364 出願日 : 2007年12月3日
公開番号 : 特許公開2008-263947 公開日 : 2008年11月6日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外2名 発明者 : 木山 亮一 外1名

発明の名称 : マイクロアレイ及びエストロゲン類似活性化合物の活性評価方法

【課題】環境ホルモンによる影響を検出すべく、エストロゲン類似活性を有する化学物質の影響を検出して評価する方法の提供。
【解決手段】エストロゲン類似活性を有する化学物質により発現が影響される遺伝子及び/又はEST(Expressed Sequence Tag)の一部又は全部を含むDNA断片が基板上に固定化された、マイクロアレイ。該遺伝子及び/又はESTは、乳ガン由来のMCF-7細胞でエストロゲンの存在により発現量が変化するものから選ばれた、マイクロアレイ。

昆虫の減数分裂期における染色体標的組換え誘導方法

2008年11月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-251842 出願日 : 2006年9月15日
公開番号 : 特許公開2008-67678 公開日 : 2008年3月27日
出願人 : 国立大学法人九州工業大学 発明者 : 草野 好司 外1名

発明の名称 : 昆虫の減数分裂期における染色体標的組換え誘導方法

課題】 昆虫の減数分裂期において染色体切断を誘導する方法、および該方法のために利用可能なDNAの提供を課題とする。
【解決手段】 Gal4DNA結合ドメイン(Gal4BD)とショウジョウバエの減数分裂組換え開始酵素(DmSpo11)との融合蛋白質を利用することにより、ショウジョウバエ等の昆虫において減数分裂期に特異的な染色体切断を誘導する方法を開発した。本発明の方法によって、効率的に相同組換えを誘導することが可能である。本発明の方法は、減数分裂組換えが卵母細胞のみで起こることと、そこでは非相同組換え酵素が発現していないことを特徴とする方法である。 明細書Text >> J-tokkyo

生殖細胞および胚の生存および機能を改善する方法および組成物

2008年11月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-204806 出願日 : 2007年8月6日
公開番号 : 特許公開2008-5847 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : バイオ-オリジン エルエルシー 発明者 : ジョアンナ イー. エリントン 外1名

発明の名称 : 生殖細胞および胚の生存および機能を改善する方法および組成物

【課題】精子、卵母細胞、および胚の生存および機能を改善することを本発明の課題とする。
【解決手段】精子、卵母細胞、および胚の生存および機能が、アラビノース、ガラクトース、および/またはヘキスロン酸を含む多糖の使用によって、インビボまたはインビトロで改善される。特に、このような多糖(例えば、アラビアゴム、ペクチン、またはガラクツロン酸)を含む殺精子性でない潤滑剤は、性交、人工授精、または精子回収の際の精子の受精の可能性を高める。同様に、アラビノース、ガラクトース、および/またはヘキスロン酸を含む多糖を含む凍結培地は、精子、卵母細胞、または胚の生存力を増強する。 明細書Text >> J-tokkyo

アデノウイルスベクターおよびその作製方法

2008年11月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-243464 出願日 : 2006年9月7日
公開番号 : 特許公開2008-61582 公開日 : 2008年3月21日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 発明者 : 水口 裕之

発明の名称 : アデノウイルスベクターおよびその作製方法

【課題】本発明は、比較的短い塩基長の外来塩基配列であっても、シャトルベクターを介することなく簡便に高効率に発現可能なアデノウイルスベクター(Adベクター)を提供することを課題とする。さらには、該Adベクターの作製方法に関する。
【解決手段】少なくともE1領域を欠損するE1領域欠損型Adのゲノムや、E1タンパク質の一部の機能が欠失していたり、E1タンパク質の発現が例えば癌細胞でだけ起こるような制限増殖型Adのゲノムを含み、当該AdゲノムにプロモーターならびにAdに対してユニークな制限酵素の認識配列を1または複数備えてなるAdベクターによる。 明細書Text >> J-tokkyo

培養細胞の調整方法

2008年11月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-240350 出願日 : 2006年9月5日
公開番号 : 特許公開2008-61524 公開日 : 2008年3月21日
出願人 : 国立大学法人九州工業大学 発明者 : 児玉 亮 外4名

発明の名称 : 培養細胞の調整方法

【課題】臨床応用が可能な、細胞を利用した人工臓器の使用あるいは調整方法を提供すること。
【解決手段】培地回収用多孔質チューブと、スペーサーと、スペーサー間に設けられた細胞の接着及び細胞の通過を許容する、親水性の表面を有する多孔性シート状物とを収容した筒状のラジアルフロータイプのリアクターを用いて、先ず、細胞を前記多孔性シート状物に接着又は付着させ、前記リアクター本体に形成された少なくとも1つの培地入口ポートからリアクター内に培地を供給し、前記培地回収用多孔質チューブを経て、多孔質チューブの一端と連通した培地出口ポートから培地を流出させつつ、細胞を培養し、次いで、前記培地入口ポートから培養温度又はより低い温度でポリフェノールを有効成分とする細胞保存液を供給し、細胞の増殖と機能を停止・保存させることを特徴とする培養細胞の調整方法。 明細書Text >> J-tokkyo