バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

地球最初の生命体、代謝制御備える・産総研

2007年12月12日 | 生命科学 生物誌
 地球上で最初に生まれた生命体が、周囲の栄養分の量に応じて増殖を調節する代謝制御の仕組みをすでに備えていた可能性が高いことを、産業技術総合研究所のチームが突き止めた。その後により複雑な生物が誕生した過程を説明する手掛かりになる研究成果という。12日付の米科学誌に掲載される。
 地球のすべての生物の祖先である最初の生命からは、まず真正細菌と古細菌と呼ぶ2種類の細菌が生まれたとされる。研究チームはこれらの細菌が、栄養源のアミノ酸濃度を検知して遺伝子の情報をもとに物質を合成するなどの代謝機能を調節していることを解明した。両者に共通の代謝メカニズムの発見は初めてで、地球最初の生命も同様の仕組みを備えていたと考えられるという。日経ネット 2007-12-12

ラクテートデヒドロゲナーゼ遺伝子及び該遺伝子破壊株

2007年12月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-30594 出願日 : 1998年1月28日
公開番号 : 特許公開平11-206385 公開日 : 1999年8月3日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 畠山 和久 外4名

発明の名称 : ラクテートデヒドロゲナーゼ遺伝子及び該遺伝子破壊株

【課題】 微生物のラクテートデヒドロゲナーゼ遺伝子破壊株を提供する。
【解決手段】 配列番号1に示す塩基配列を有するDNA断片もしくはその一部、又はこのDNAと生理的条件下でハイブリダイズし得るDNA断片もしくはその一部がベクターに連結されてなる組換えベクターDNAを、微生物細胞に導入し、この微生物細胞の染色体DNA上のラクテートデヒドロゲナーゼ遺伝子と前記DNA断片との相同組換えによりラクテートデヒドロゲナーゼ遺伝子を破壊する。


キクイモ由来レクチンをコードする遺伝子

2007年12月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-32188 出願日 : 1998年1月28日
公開番号 : 特許公開平11-206386 公開日 : 1999年8月3日
出願人 : 中川 良二 発明者 : 中川 良二 外3名

発明の名称 : キクイモ由来レクチンをコードする遺伝子

【課題】 糖類、複合糖類、微生物、細胞などの分離、除去、検出などに利用でき、耐病性や耐虫性遺伝子として利用できる可能性をもつレクチンの遺伝子を提供し、さらに、この遺伝子を組み込んだ生物を提供すること。
【解決手段】 キクイモ由来のレクチンのアミノ酸配列をコードしている塩基配列を含有する遺伝子またはその変異体をコードする塩基配列を含有する遺伝子。

ヘマグルチニン結合活性及びシアリダーゼ活性に対する阻害剤

2007年12月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平10-9223 出願日 : 1998年1月21日
公開番号 : 特許公開平11-209281 公開日 : 1999年8月3日
出願人 : ダイキン工業株式会社 発明者 : 岡畑 恵雄 外2名

発明の名称 : ヘマグルチニン結合活性及びシアリダーゼ活性に対する阻害剤、及び、これを用いてウイルス又は微生物の感染を治療及び/又は予防する方法
【課題】 インフルエンザウイルスの感染予防又は治療剤として有用なヘマグルチニン結合活性及びシアリダーゼ活性阻害剤を提供すること。
【解決手段】 下記構造式αで表されるシアル酸誘導体又はその塩からなる、ヘマグルチニン結合活性及びシアリダーゼ活性に対する阻害剤。

リビトール製造用培地およびリビトールの製造方法

2007年12月12日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平10-18377 出願日 : 1998年1月30日
公開番号 : 特許公開平11-215981 公開日 : 1999年8月10日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 川口 智子 外1名

発明の名称 : リビトール製造用培地およびリビトールの製造方法

【課題】 安価でかつ発酵成績の良好なリビトール製造用の培地を提供する。
【解決手段】 トリコスポロノイデス(Trichosporonoides )属に属する微生物を糖に作用させてリビトールを製造する方法において、窒素源として魚肉エキスまたは植物由来物質を含む培地を用いる。

ラフィノース合成酵素遺伝子及びその利用

2007年12月12日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平9-342899 出願日 : 1997年12月12日
公開番号 : 特許公開平11-215984 公開日 : 1999年8月10日
出願人 : 住友化学工業株式会社 発明者 : 渡辺 英二郎 外1名

発明の名称 : ラフィノース合成酵素遺伝子及びその利用

【課題】ラフィノース合成酵素遺伝子等を提供すること。
【解決手段】植物から得られる遺伝子であって、ショ糖分子中のD-グルコース残基の6位炭素原子に結合するヒドロキシル基にD-ガラクトシル基をα(1→6)結合させることによりラフィノースを生成させる能力を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする塩基配列を有することを特徴とするラフィノース合成酵素遺伝子等。


虫歯予防物質産生形質転換体または形質導入体及び虫歯予防剤

2007年12月12日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平10-19436 出願日 : 1998年1月30日
公開番号 : 特許公開平11-215985 公開日 : 1999年8月10日
出願人 : 学校法人日本大学 外1名 発明者 : 城座 映明 外3名

発明の名称 : 虫歯予防物質産生形質転換体または形質導入体及び虫歯予防剤

【解決手段】 虫歯予防物質遺伝子をベクターDNAに挿入してなる組み換え体DNAを含む虫歯予防物質産生形質転換体または形質導入体、及び該虫歯予防物質産生形質転換体または形質導入体を有効成分とする虫歯予防剤。
【効果】 口腔内常在菌を宿主としてCITaseを形質発現させることにより、該CITaseが常時口腔内に存在することになり、その結果、虫歯菌の生産する水溶性グルカンから顕著な抗う蝕効果を示すサイクロデキストランが常時生成され虫歯菌の不溶性グルカンの生成が顕著に抑制されるとともに、水溶性グルカンが分解されることから、歯垢分解と形成抑制が同時に行なわれる極めて理想的な虫歯予防が可能となる。

酵母の遺伝子、それを利用した酵母の形質 転換法及び形質転換体

2007年12月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-25194 出願日 : 1998年1月23日
公開番号 : 特許公開平11-215986 公開日 : 1999年8月10日
出願人 : 国税庁長官 発明者 : 下飯 仁 外2名

発明の名称 : 酵母の遺伝子、それを利用した酵母の形質 転換法及び形質転換体

【課題】 清酒酵母協会7号及びその変異株の遺伝子工学的育種及び遺伝情報の解析を目的として、清酒酵母協会7号及びその変異株において選択マーカーとして機能するサッカロマイセス・セレビシエ由来のパントテン酸要求性相補遺伝子及び該遺伝子を含有するベクターで形質転換させた形質転換体を提供する。
【解決手段】 清酒酵母協会7号及びその変異株が35℃でパントテン酸要求性を示すことに着目し、そのパントテン酸要求性を相補するサッカロマイセス・セレビシエ由来のパントテン酸要求性相補遺伝子。該遺伝子を含有するベクター(例えばpPBH1)を宿主酵母に組込んで形質転換させる形質転換体とする創製方法。


抗生物質ツベラクトマイシンとその製造法

2007年12月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平10-15388 出願日 : 1998年1月28日
公開番号 : 特許公開平11-217382 公開日 : 1999年8月10日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 竹内 富雄 外3名

発明の名称 : 抗生物質ツベラクトマイシンとその製造法

【課題】 抗酸性菌を含めて細菌に優れた抗菌活性を示し新しい分子骨格を有する新規な抗生物質を提供することを目的とする。
【解決手段】 下記の式(I)



で表される抗生物質であるツベラクトマイシン(Tubelactomicin)がノカルディア・エスピーMK703-102F1 株の培養により得られた。ツベラクトマイシンは 抗酸性菌ならびに各種の薬剤耐性菌に対してすぐれた抗菌活性を有する。

新規なアミノ末端保護基遊離酵素

2007年12月12日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP97/02121 国際出願日 : 1997年6月19日
国際公開番号 : WO97/49819 国際公開日 : 1997年12月31日
出願人 : 寳酒造株式会社 発明者 : 伊豆 由記子 外6名

発明の名称 : 新規なアミノ末端保護基遊離酵素

保護基によってアミノ末端がブロックされたペプチドに作用して該保護基を遊離させる活性を有する酵素であって、2種以上の保護基に対して前記活性を示すことを特徴とするアミノ末端保護基遊離酵素又はその機能的同等物、それらをコードするDNA、その製造方法、及びそれらを作用させてアミノ末端の保護基を遊離させることを特徴とするアミノ末端保護基の除去方法、アミノ酸配列の解析方法等が提供される。該酵素はペプチド、特にアミノ末端が未確認の保護基によってブロックされたタンパク質及びペプチドのアミノ酸配列解析に有用である。