バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

中国、世界初遺伝子組み換えクローン兎研究に成功

2007年12月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 中国が世界で初めて成功した「クローン兎」は、14日で3カ月間の生存を達成した。上海でこのほど生物学的な鑑定が行われた結果、この兎は緑色蛍光タンパク質(GFP)を持ち、遺伝子操作を受けたクローン兎であることが証明された。
 上海市新華医院では約1年間、兎の体細胞の遺伝子染色、遺伝子組み換え細胞系統の確立、遺伝子組み換え体細胞からのクローンなどといった難題を解決し、今年9月14日に世界初のクローン兎を生み出した。 Asahi.com.,2007年12月15日

新規FO-6979物質およびその製造法

2007年12月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-83659 出願日 : 1998年3月30日
公開番号 : 特許公開平11-279195 公開日 : 1999年10月12日
出願人 : 学校法人北里学園 外1名 発明者 : 大村 智 外1名

発明の名称 : 新規FO-6979物質およびその製造法

【課題】 アシルコエンザイムAコレステロールアシル転移酵素阻害活性を有するFO-6979物質およびその製造法を得るものである。
【解決手段】 下記式【化1】



で表されるFO-6979物質を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培養液中に該FO-6979物質を蓄積せしめ、該培養物からFO-6979物質を採取する。
【効果】 本物質は、毒性が低くアシルコエンザイムAコレステロールアシル転移酵素を特異的に阻害することから、ヒトのコレステロール蓄積に起因する疾病の予防および治療に有用である。

ビオチン活性物質の製造法

2007年12月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-89987 出願日 : 1998年4月2日
公開番号 : 特許公開平11-285385 公開日 : 1999年10月19日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 矢ヶ崎 誠 外4名

発明の名称 : ビオチン活性物質の製造法

【課題】 ビオチン活性物質の効率の良い、工業的に有利な製造法を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、d-ビオチンの生合成に関与する活性を有する蛋白質、該蛋白質をコードするDNA、該DNAを含有する組換え体DNA、該組換え体DNAを保有する形質転換体、該形質転換体を用いたd-ビオチンの生合成に関与する活性を有する蛋白質の製造法、および該形質転換体を用いたビオチン活性物質の製造法を提供することができる。

新規生理活性物質及びその製造法

2007年12月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平10-88584 出願日 : 1998年4月1日
公開番号 : 特許公開平11-286486 公開日 : 1999年10月19日
出願人 : 雪印乳業株式会社 発明者 : 黒澤 和彦 外4名

発明の名称 : 新規生理活性物質及びその製造法

【解決手段】下記一般式で表される新規生理活性物質



(但し、Rは水素又はC1 ~C5 の低級アルキル基を示す。)、該物質を産生するストレプトミセスエスピー(Streptomyces sp.)SNA 15896 、及びこれを培地に培養して該物質を産生させ、その培養物から該物質を分離する該物質の製造方法。
【効果】 上記の新規生理活性物質は、免疫抑制剤、アレルギー疾患、自己免疫疾患、抗腫瘍剤、多剤耐性克服剤等の医薬として有用である。

インターロイキン6レセプターの精製法

2007年12月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平10-89756 出願日 : 1998年4月2日
公開番号 : 特許公開平11-287792 公開日 : 1999年10月19日
出願人 : 東ソー株式会社 発明者 : 井出 輝彦 外2名

発明の名称 : インターロイキン6レセプターの精製法

【課題】カラムクロマトグラフィーの手法を使用してインターロイキン6レセプター(IL-6R)の精製を行うにあたり、高収量でIL-6Rが得られ、特に工業生産規模での製造にも適用可能な精製方法を提供する。
【解決手段】IL-6Rを発現する遺伝子組み換えピキア属酵母の培養液を、陽イオン交換クロマトグラフィーにかけ、次いで疎水性相互作用クロマトグラフィーにかけ、さらにゲルろ過クロマトグラフィーにかけ、IL-6R画分を分取することにより、精製IL-6Rを得る。

アクアポリン4阻害薬

2007年12月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-154063 出願日 : 2006年6月1日
公開番号 : 特許公開2007-320920 公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 国立大学法人 新潟大学 発明者 : 中田 力 外1名

発明の名称 : アクアポリン4阻害薬

【課題】アクアポリン4(AQP4)を直接阻害する作用を有し、疾患の治療に有用な新規のAQP4阻害薬を提供する。
【解決手段】本発明のアクアポリン4阻害薬は、一般式



(Rは任意の置換基、Arは任意の芳香族基を示す)で表される構造を有する。本発明のアクアポリン4阻害薬を含有する治療薬は、神経疾患、眼科疾患、呼吸器疾患、心臓疾患、全身性脈管系疾患、癌の治療に用いられる。

アミロイドβオリゴマー並びにその製造方法及び使用方法

2007年12月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-155632 出願日 : 2006年6月5日
公開番号 : 特許公開2007-320934 公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 発明者 : 柳澤 勝彦 外1名

発明の名称 : アミロイドβオリゴマー並びにその製造方法及び使用方法

【課題】ADのようなアミロイド関連疾患の研究並びに予防及び治療に有用な新規のAβアセンブリー及びその製造方法を提供する。さらに、そのようなAβアセンブリーを用いたアミロイド関連疾患の研究並びに予防及び治療のための方法及び化合物等を提供する。
【解決手段】GM1ガングリオシドの存在下でインビトロで形成される可溶性毒性アミロイドβアセンブリーであって、
(a)サイズ排除クロマトグラフィによる見かけの分子量が約200~約300kDaであること;
(b)原子力間顕微鏡観察による直径が約10~約20nmである球状粒子を含むこと;
(c)検出可能なGM1ガングリオシドを含まないこと;及び
(d)培養細胞に対してアポトーシス様細胞死を誘導すること、
を特徴とするアセンブリー。

酵素加水分解に対する傾向が減少した薬理学的に活性なペプチド複合体

2007年12月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-188066 出願日 : 2007年7月19日
公開番号 : 特許公開2007-320961 公開日 : 2007年12月13日
出願人 : ジーランド ファーマ アクティーゼルスカブ 発明者 : ラルセン,ビャルネ ドゥエ

発明の名称 : 酵素加水分解に対する傾向が減少した薬理学的に活性なペプチド複合体

【課題】本発明は、薬理学的に活性なペプチド配列(X)と、Xに共有結合した4~20アミノ酸残基の安定化ペプチド配列(Z)とを含んでなる酵素切断に対する傾向が減少した薬理学的に活性なペプチド複合体に関する。
【解決手段】薬理学的に活性なペプチドを、例えば、そのC末端、そのN末端またはそのC末端およびN末端において、適当な安定化ペプチド配列に複合させることによって、対応する遊離の薬理学的に活性なペプチドに比較して、ペプチド複合体のプロテアーゼによる分解に対する感受性を有意に低下させる。

肝細胞癌の診断方法

2007年12月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-156167 出願日 : 2006年6月5日
公開番号 : 特許公開2007-322373 公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外2名 発明者 : 橋本 康弘 外6名

発明の名称 : 肝細胞癌の診断方法

【課題】肝細胞癌の診断方法、およびヒトα2,6シアル酸転移酵素の検出方法を提供すること。
【解決手段】ヒトα2,6シアル酸転移酵素のアミノ酸配列中のSer-Ser-Ala-Gly-Ser-Leu-Lys-Ser-Ser-Gln-Leu-Gly-Arg-Glu-Ile(配列番号1)、又はAsn-Ser-Gln-Leu-Val-Thr-Thr-Glu-Lys-Arg-Phe-Leu-Lys-Asp-Ser-Leu(配列番号2)で表されるアミノ酸配列を認識することができる抗体と、ヒトα2,6シアル酸転移酵素のアミノ酸配列中のCys-Asp-Gln-Val-Asp-Ile-Tyr-Glu-Phe-Leu-Pro-Ser-Lys-Arg-Lys-Thr-Asp-Val(配列番号3)で表されるアミノ酸配列を認識することができる抗体とを組み合わせて用いてサンドイッチ酵素免疫測定(ELISA)法を行うことを含む、ヒトα2,6シアル酸転移酵素の検出方法。

がん患者の予後予測方法

2007年12月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-151504 出願日 : 2006年5月31日
公開番号 : 特許公開2007-322211 公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 株式会社グリーンペプタイド 発明者 : 伊東 恭悟 外6名

発明の名称 : がん患者の予後予測方法

【課題】特異免疫療法以外のがん治療後の患者の予後を予測するための簡便な方法を提供する。
【解決手段】本発明は、特異免疫療法でないがん治療を受けるがん患者より該がん治療の前および後に採取された血液試料において腫瘍抗原ペプチドまたはウイルス由来ペプチドに対する抗体のレベルを測定することを含む、がん治療後のがん患者の予後を予測する方法、および該方法を実施するためのキットを提供する。